俳優、女優のオーディション内容について。どんなことをするの?
- 2018.08.21
- オーディションの受け方
- オーディション, 役者になるには, 芸能事務所

こんにちは、役者をしている鹿子です。
俳優を目指すにあたって、オーディションという壁があります。
事務所に所属するとき、舞台に出るとき、CMやドラマなど、色々なオーディションがあります。
ってかんじですよね。
今回は、実際に私が受けたオーディション体験談をもとに
俳優のオーディションの内容
についてまとめました(^-^)
これからのオーディションに向けて、少しでも心の準備をして挑んでもらえたらと思います♪
オーディションの内容
オーディションの内容は「事務所所属」「映画」「CM」「舞台」など、なんのオーディションなのかによって変わってきます。
①芸能事務所のオーディション
私が受けたことのあるのは、俳優事務所、モデル事務所です。
どちらもまずは書類選考があって、書類を通過すると連絡があり、事務所に呼ばれます。
事務所所属の場合は、オーディションというより「面接」という形式でした。
面接の相手は、社長だったりマネージャーさんだったり、事務所によります。
面接で聞かれたこと
応募した理由
今までどんなことをしてきたか?
過去に事務所に所属したことはあるか?
演技経験や芸歴はあるか?
どんな仕事をしていきたいのか?
その他
例えば、もう少し太れる?肌荒れは治せる?
など、仕事をするうえで改善してほしいことを聞かれたりもしました。
雑談も交えながら、いろいろと話をするといった感じが多かったです(^-^)
②舞台(オペラ)のオーディション
舞台は、小劇場がメインだったので、基本的に知り合いの紹介という形で、ほぼオーディションはありませんでした。
唯一、舞台でオーディションを受けたことがあるのは、新国立劇場のオペラです。
オペラのオーディションでしたこと
10人くらいのグループオーディションでした。
名前を言って
「では、1列になって部屋の端から端まで歩いてください」
「帰りは、走って戻ってきてください」
と言われ、歩きと走りをやりました。
なんと、それで終了(*_*)
きれいに歩けるか?
きれいに走れるか?
基本ができているか?
などを見ていたのだと思います。
③CMのオーディション
CMオーディションは、CMによってやることはバラバラです。
まずは、オーディションシート(名前やスリーサイズなどを書くシート)の記入をします。
そのあと「正面」「横顔」「後ろ」の3パターン写真撮影をします。
審査員は、監督だけの時もあれば、クライアントさんもいることがあったりします。
記録としてカメラを回していることが多く、カメラに向かって自己紹介をする場合もあります。
CMオーディションでやったこと
だいたい何人かでグループを組んで、CMのワンシーンをやることが多いです。
友人と楽しくパーティーしている感じ
ゲーム機で実際に遊んでみて、感想を言ってください
ダンスのフリを覚えて、踊ってみてください
女子会なイメージで、みんなで楽しそうに会話してみてください
など、指示に合わせてその場でお芝居をしたりします。
④ドラマ、映画のオーディション
ドラマや映画のオーディションも作品によって、内容は様々です。
だいたい何人かでグループを組んでお芝居をするといった感じです。
あらかじめ、台本のワンシーンを渡されていて、当日そのシーンを演じるということが多いです。
セリフ覚えなども見ていることがあるので、 台本を渡されている場合は、必ずセリフを覚えて挑むようにしましょう!!
場合によっては、台本はなく、その場で設定を渡されて、エチュードをすることもあります。
合格発表はいつ?
オーディションの合否は、早ければ当日、遅くても1週間くらいで出ます。
芸能事務所などは面接後に「○○日までにご連絡しますね」と言われます。
もしくは、当日に結果が出ることもあります。
CMやドラマなどは、落ちた場合は、次の日や数日後など、けっこう早く結果が分かります。
最終選考に残っている場合は、もう少しかかることが多いので「なかなか結果が出ないな~」という場合は、焦らず落ち着いて待ちましょう(^-^)
出来レースはあるの?
よく聞く「出来レース」は本当にあるのでしょうか?
ぶっちゃけてしまえば、書類の段階で「だいたいこの子かな」と目星がついているケースはあるそうです。
ただ、全てのオーディションがそうというわけではありません。
また、実際にキャスティングさんに聞いた話ですが
「その時は、イメージが合わず選ばれなくても、記憶に残っていれば、次回に繋がることもある!」
とのことでした。
なので、オーディションに臨むときは、合否だけにこだわらずに
監督やキャスティングさんに、自分を見てもらえるチャンス!
と捉えてアピールしていきましょ~!
関連記事:【前向きになれる言葉】オーディションに落ちた時、受からない時に。
まとめ
今回は、オーディションの内容についてまとめてみました。
どうしたら合格できるのか?
については、正直私も試行錯誤中です(^^;)
「絶対受かりたい!」と思って受けたものが、受からなかったり。
「やけくそだ!」と開き直ってみたら意外と受かったり(笑)
大切なのは、自分らしく、自分の言葉で話せるかどうかだと思います。
緊張しすぎて、模範的な回答しかできないよりは、肩の力を抜いて、相手としっかり会話をするようにしましょう(^-^)
そのためには「慣れ!」ですね。
色々なオーディションを受けて、自分の必勝法を見つけてみてください(^^)♪
関連記事:
【オーディション、宣材写真の撮り方】服装やメイクはどうする?
♥最後まで読んでいただきありがとうございました(^-^)♥
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