【俳優の教科書】役者にオススメの本!役者同士で演技論語る前に読むべし

「俳優の教科書」
こんにちは、役者の鹿子です(^-^)
今回は
俳優を目指すなら呼んでほしい本
「俳優の教科書」について紹介します(^-^)
というのも
「役者になりたい!!」
という思いを持っていても
って、具体的に何をしたらいいかわからない人って結構多いと思います。
なんとな~く養成所に入ってみたものの
これで果たして役者として仕事ができるようになるのだろうか?
そんな思い・・・分かります!!!
かつて私もそんなループにはまり、
前に進んでいない不安だらけの日々を悶々としていました(´;ω;`)
この本「俳優の教科書」はそんな悩みを解決してくれて
すごく分かりやすく書かれていたので紹介したいと思いました(^-^)
ぜひ参考にしてみてください♪
♥最後に、演技のおすすめの本も紹介しているのでお見逃しなく~(^-^)
この本に書かれていること
作者は映画プロデューサーの三谷 一夫さんです。
「映画24区」という、映画製作や俳優育成、マネジメントを行っている総合プロデュース企業も展開しています。
目次
PART1「『ものづくりの感覚』を養う」
「俳優=特別な存在」ではなく作品作りの一員であるということを前提に、俳優以外のスタッフさん達が、どんな準備をして、どんな仕事をしているかについて、分かりやすくまとまっています。
このバックグラウンドを知るだけでも
「俳優は、そのスタッフさん達の頑張りの上で、最高のパフォーマンスをしなければいけない!」
「その期待に応えられる俳優でなければならない」
と身が引き締まる思いになります。
PART2 「脚本を深く読み解く」
私自身も、映画監督のワークショップに行くと、決まって求められるのは「脚本を読み解く力」です。
そのくらい「本を読む力」は俳優にとって大きなウェイトを占める能力だと思います。
この本では「脚本を読み解く4ステップ」を分かりやすく説明してくれています。
PART3 「映画からじっくり学ぶ」
この章では「俳優としての映画の見方」について書かれています。
映画はたくさん見ているのに、全然それが演技に活かされていなかったら・・・
意味ないですよね(^^;)
「俳優が見るべき映画の選び方」
もまとめられていて、とても参考になりました♪
PART4 「オーディションを戦略的に勝ち抜く」
実は、私がこの本を購入した一番の目的がこの章でした。
審査員が俳優を見るポイント
印象は悪くないのに記憶に残らない原因
オーディションの相手が問題児だった時の対処法
↑コレ、結構オーディションあるあるだと思います(^^;)
めちゃくちゃ具体的に書かれていました!
諸々、オーディションに取り入れて合格率UP しましょう!
PART5 「俳優として長く生きていくために」
俳優として生きるために、継続して仕事が入ってくるために・・・
心構えや考え方についてまとめられています。
俳優という仕事は技術職なのです。
専門的な技術を習得するための訓練が必要な仕事なのです。
どうか、俳優という職業を軽く見ないでください。
ピアニストや野球選手と同じ、圧倒的な高い技術が必要とされる世界で、想像を絶する訓練と努力が必要であるということを、知ってください。
※2017年 株式会社フィルムアート社出版 三谷一夫 「俳優の教科書」 P221より引用
参考になった部分
キャスティングプロデューサーはどんな俳優をチェックしているのか
映画監督に聞く「こんな俳優と仕事をしたい」中野量太監督
俳優人生のためになる、正しい芸能事務所の選び方
俳優に聞く「こんな俳優になりたい」鈴木亮平
今でこそ、大河で主役をしている鈴木亮平さんも、事務所所属のために自分でプロフィールをもって芸能事務所や制作会社を50社以上も回っていたそうですよ。
驚きました(◎_◎;)
やっぱり自分から行動していかないと道は開けないんですね。
鈴木亮平さんのインタビューは、裏側が知れて興味深く読めました(^-^)
この本は、三谷 一夫さん自身が、映画プロデューサーで作り手側なので
「作り手側」の目線・インタビュー記事が盛り込まれているので、俳優として参考になります。
音声さんやメイクさんの声まで、インタビューされていて。
なかなか聞くことができない声がきけて「そんなこと見てるのか~」と目から鱗です。
俳優同士で相談しあっていても解決しないことですからね(^^;)
レッスン終わりに役者同士で「売れたいぜ~」と論議を交わす前に
「まずこれを読むべし!!」
ってかんじです(笑)
この本を読むと
撮影現場とはどんなものなのか?
求められる役者とはどんな役者なのか?
自分はどこを目指せばいいのか?
具体的なルートが見えてきます(^-^)
少しでも夢に近づける手掛かりになりますように♪
その他おすすめ演技本はこちら
鴻上尚史さんシリーズ
発声と身体のレッスン―魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために
演技初心者も、経験者も読んで損はない基礎の基礎本!
「演技をするための身体づくり」
「演技をする上で重要なリラックスした状態の身体」
そこにアプローチするための方法が分かりやすくまとめられています。
表現力のレッスン
演技と演出のレッスン ─ 魅力的な俳優になるために
鴻上尚史さんの本は、どれも分かりやすく、実践的です(^-^)
演技初心者の方はまず手に取ってみてはいかがでしょうか?
これもおすすめ!
魂の演技レッスン22 〜輝く俳優になりなさい!
語り口調で書かれているので、まるでステラ・アドラーの授業を受けているかのような、臨場感のある本です。
役者として、どのようにものを見るべきか?
日頃からどう生きるべきか?
役作りとは?
なぜスケールの小さな役者におさまってしまうのか?など
厳しくも熱い、愛のある言葉が胸に刺さる本です。
演技に行き詰ったときに読み返したい一冊です。
♥最後まで読んでいただきありがとうございました(^-^)♥
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俳優を目指すならこちらも参考にどうぞ
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