【俳優のなり方】どんな方法がある?役者の私が5つの方法を紹介!

こんにちは、役者をしている鹿子です。
「俳優になりたい!!」
という夢を持っていても
専門学校?大学? 色々な方法があって、具体的にどうしたらいいの??
という人って多いと思います。
実際に私も、18歳の時に、役者になりたいという夢を持って上京しながらも、親の期待に沿って4年制の大学で、経営学を専攻していました(笑)
どうすれば役者になれるの?
試験があるわけでも、資格があるわけでもないので、正解がないからこそ悩むんですよね(;´・ω・)
そこで、今回は
俳優になるための方法5つ
1.大学
2.専門学校
3.養成所
4.劇団
5.芸能事務所
~それぞれのメリットデメリット~
についてご紹介したいと思います(^^)♥
①演技の学べる大学で勉強する
東京では、舞台芸術、映画製作など演劇や演技が学べる大学が結構あります(^^)
芸術学部のある大学:日大、明治大学、早稲田大学、桜美林、玉川大学など
大学によって、特色や学校の雰囲気が違うので、気になる大学があれば、積極的にオープンキャンパスに参加して、自分に合っていそうな学校を選ぶのをおすすめします。
メリット
4年間みっちりお芝居の勉強が出来るので、実技だけではなく、知識面でも深く演劇を学べる。
夏休みや春休みが長いので、その間に自主公演などもできる。
演技だけでなく、制作側(音響、照明、演出、舞台監督など)の勉強もでき、後々役に立つ。
デメリット
学費が高いので、親の協力や理解が必要になる。
推薦入試、センター試験など、倍率が高い中で受験をしなければならない。
入学してみたものの、自分に合わないと感じた時には、4年間あるのでなかなか辞めにくい。
♥学費の心配がなく、4年間みっちり演技の勉強をしたい人や、親に「大学は出てほしい」と言われている人などは大学がおすすめ。
②演技の学べる専門学校で勉強する
専門学校も、都内にはたくさんあります。
大学よりも専門学校の方が、学校によって雰囲気やレベルが全然違うので、オープンキャンパスでは、実際に通っている先輩の声などを聞くのがおすすめです(^-^)
メリット
大学よりも、入学の敷居が低い。
知識よりも実践がメインなので、 即戦力が身に付く。
芸能事務所を呼んで、公開オーディションなどを行う場合もあるので、在学中でもチャンスがある。
デメリット
「なんとなく、役者ってかっこよくない?」という人も多いので、自分の目標をしっかり持っていないと、周りの友人に流され、収穫がないまま終わってしまう。
2年間はあっという間なので、短期集中しないと気づいたら卒業の時期になってしまう。
大学では「演劇全般」を4年かけてじっくり学べるのに対し、専門学校では「舞台俳優コース」「映像俳優コース」「ミュージカルコース」など分野が絞られるので 「自分はどうなりたいか?」をある程度決めておくことが必要。
♥明確な目標をもち、周りに流されずに一生懸命やれる人、短時間で即戦力を付けたい人におすすめ!
気になる学校の資料請求もできるので活用してみてください♪
「進路に悩んだら・・・」
「社会人でも遅くない!!」
③事務所の養成所で勉強する
大手芸能事務所では、養成所を設けている場合があり、そこで演技やダンスのレッスンを受ける方法もあります。
メリット
養成所の上に、プロダクションがあり、レッスン期間中に気に入ってもらえれば、 そのまま事務所に所属できるチャンスがある。
レッスン生でも、事務所経由でオーディション情報などを流してもらえる場合がある。
社会人や学生でも通えるコースなどもあるので、両立しながら演技の勉強をすることも可能。
デメリット
事務所運営の資金集めのに、養成所のレッスン生を集めている場合もあるので、見極めが必要。
月に数回のレッスンでは、技術は身に付きにくく、上達に時間がかかる場合もあり。
専門学校と同じく「なんとなく入ってみました!」という人も多いので、周りに流されないことが大切。
♥入りたい事務所の養成所がある場合、学校や仕事と両立しながら始めたい場合は、養成所がおすすめ。
④劇団に入団して勉強する
舞台役者になりたい場合や、好きな劇団があれば、劇団に入るのが近道です。
始めは下積みからですが、確実に技術を積み上げていくことができます。
実際、私も役者をしてて「演技上手いな~」と思う方って、舞台から始めている方、劇団出身の方が多いです(^^)
文学座、無名塾、劇団昴、俳優座など、オーディションがあるのでチャレンジしてみましょう!!
メリット
下積みからコツコツと、 地道に、確実に役者としての技術を学べる。
プロの大先輩の芝居を、間近で感じることができる。一緒に芝居ができる。
劇団員として、公演に出演したり、旅公演をしたりと、実践で学べる。
デメリット
有名な劇団ほど、狭き門なので簡単には入れない。(お金を払えば入れるわけではない)
養成所などと比べると、時間をかけてコツコツ派なので、すぐにデビュー!ということはあまりない。
♥舞台役者になりたい人、しっかりした演技力を付けていきたい人は、劇団がおすすめ。
⑤芸能事務所に所属して、現場で学ぶ
一日でも早く現場に出たい場合は、いきなり事務所に所属してしまうのも1つの方法です。
ただ、演技経験がない人や、知識がない人を所属させてくれる事務所は少ないと思います。
逆に、すぐに入れたり、お金を払えば所属できる場合は、怪しい事務所なので気を付けてください!
メリット
現場で、実践をしながら「演技とは?」「監督の望んでることは?」と肌で感じながら学べる。
現場をこなすことで、度胸がつく。現場に慣れることができる。
事務所によっては、レッスンを受けさせてくれる事務所もあるので、そこで学べる。
デメリット
まだ演技ができない段階で、現場に行って失敗をすると、次は呼んでもらえなくなるリスクが大きい。
未経験者が簡単に所属できる事務所は、レッスン代のお金目当ての場合もあるので、見極めが大切。
所属しても仕事がないという、お金目当ての事務所もあるので注意!
関連記事:芸能事務所に所属したのに仕事がない?原因と解決策3つ
♥演技経験があったり、少しでも舞台や実績がある場合は芸能事務所に所属してみるのがおすすめ。
まとめ
役者になるには、いろいろな入り口がありますが「こうすれば絶対役者になれる!」という正解がないのがとても難しいです。
そんな方法があったら、今頃私も売れてますね~(笑)
私も役者をしていて10年経ちますが、やっぱり感じることは、役者という仕事も、他の仕事と同じように「小さな努力」を積み重ねた先に成功があるということです。
しっかりと役者としての勉強をして、技術を身に付けないと、プロの世界では通用しないのは、他の仕事と変わりません。
くれぐれも「すぐにデビュー!」という甘い言葉に惑わされないように!
コツコツと努力を積み重ねていきましょう~(^^♪
♥最後まで読んでいただきありがとうございました(^-^)♥
この記事を読んで「わかる~!」や「こんなことも気になるな~」などと思った方!
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