俳優・女優になるには「顔」は重要?本当に必要なものを5つ紹介

こんにちは、役者ブロガーのシカ子です。
みなさん、役者になるために必要なことって何だと思いますか?

俳優になるには、顔が良くないとなれないの?

役者になりたいけど、自分に自信がない…。
そんなお悩みを解決すべく!
私の今までの経験から、

俳優・女優になるのに、一番大切なのは顔じゃない!
俳優に本当に必要なもの5つ
をまとめてみました(^-^)
❷ 演技力
❸ 鍛錬・努力ができること
❹ 演技が好きな気持ち
❺ 続ける強さがある
ちなみに私は、小学校の時に

私、女優さんになりたい!
と友人に伝えたら

え?その顔で?
と言われたことがあります(笑)
友達も悪気はなかったと思いますが、子供ながらに、ものすご~く傷ついた記憶が(´;ω;`)
私は地味顔で、結構気にしていたので
でも、そんな私も、今こうやって芝居をすることができています✨
自信がなくて一歩踏み出せなかった人。
容姿にコンプレックスがある人。
「顔」よりも、もっと大切なものがあります!
これを読んで「頑張るぞ~✨」って思ってもらえたら嬉しいです♪
俳優・女優の「顔」より大切なもの5つ
①自分の個性、キャラクターを見つけること
自分の個性やキャラクターを、ちゃんと活かせている人は魅力的です✨
オーディションなどでも、そういう人って目立つんですよね。
みんなのイメージする、俳優のなり方というのは
コンテストでグランプリに✨
スカウトで「期待の新人!」として事務所が全面バックアップしてくれることに!
たまたま受けたオーディションでいきなり映画デビュー✨
みたいな感じでしょうか?
それってものすごく一握りです!!
そこを目指すよりは、自分の個性、キャラクターを磨いて勝負をしていった方が、結果的に夢に近づけるんじゃないでしょうか?
例えば安藤サクラさん。
引用:All About
決してものすごく美人、整っているというわけではないと思います。
でも私は、大好きな女優さんです!
「百円の恋」では、アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました!
「万引き家族」でも高評価を受けていて、世界的にも注目される女優さんですね。
安藤サクラさんの魅力って、演技力はもちろんですが「綺麗すぎない、友人にいそう、ちょっと残念な役もハマる」ところじゃないでしょうか?
だから、見ている人が共感できる、感情移入しやすいと思うんです。
「百円の恋」での、自堕落な感じ、ボクシングでボコボコに殴られるところとか、綺麗な女優さんでは成立しないと感じました。
なので、役者として「自分の個性・キャラクター」を磨いていくことがとても大切です!!
②演技力を付けること
役者をめざすなら、演技力は絶対に必要です。
プロのテニス選手になりたければ、プロのとして試合で勝つための技術を身につけなければいけないですよね?
それと同じように、プロの俳優になりたければ「プロの世界で通用するための演技の力」をつけなければいけません。
最近は、ドラマや映画もタレントさんや芸人さんが出演することも多くなってきているし、演技力って、明確な評価ができるものではないので難しいですが
でも「演技のできない俳優」というのは「ボールの打てないテニス選手」と同じだと思います。
役者になりたいのならば、ワークショップに参加したり、本を読んだりして、演技力をつけるための訓練を怠らないようにしましょう!
演技力UPしたい方はこちらもどうぞ
③鍛錬、努力できること
演技力を付けるためには、鍛錬、努力が必要です!
練習をしないテニス選手なんていませんよね?
それと同じで、役者も日々の積み重ねを大切にしましょう。
芸能人ってキラキラしていて、いとも簡単にお芝居をしているように見えることがありますが、影ではみんな努力しています。
わたしが好きな女優さんで、木村多江さんがいます(^-^)
引用:シネマトゥデイ
木村多江さんのエッセイ「かかと」に、こんなことが書かれていました。
今は「綺麗」「和風美人」といわれる木村さんですが、過去には「目が小さい」「胸がハト胸っぽいなぁ」「声が平凡」などと言われていた時期があったそうです。
そこで、20代のころは、必ず1日に1つ「勉強タイム」を作るようにして、
動画をみて自分の顔や仕草の研究
バス停で人間観察
本をたくさん読む
自分の声をカセットテープで撮って、声の研究
などをしていたそうですよ。
本の中では、木村多江さんの努力について、こんなことが書かれています。
コンプレックスなんて、数え上げればきりがない。
そことはうまく付き合っていくしかない。
でも、努力しないで悲観するぐらいだったら、やれるだけの努力はやってみた方がいいから、やりましたよ~、はい、いろいろ。
(中略)
良さそうなスタイルに見えるように、いい顔に見えるように、努力した。
実際にわたしを助けてくれたのは、ちょっとした身のこなしや、仕草、表情だ。
万が一、わたしが演じる役を観て「きれいだ」と一瞬でも思っていただけるようなことがあれば、それは、仕草、表情の残像がつくりだす錯覚です。
その錯覚が成功したとなると、わたしの研究も、まぁ捨てたもんじゃないということになる。
※2010年 講談社出版 木村多江
「かかと」P16より引用
すでに活躍している女優さんでも、いろいろなコンプレックスがあり、それを補おうと、影では地道な努力をしているんですよね。
そこに追いつくためにも、わたしたちも努力をしていくことが大切✨
そう思いませんか?
④演技が好きという思いを忘れないこと
「演技(お芝居)が好き」ということも、役者をしていく上でとても大切です。
あなたが俳優になりたいのはなぜですか?
・テレビに出たいから?
・有名になりたいから?
それなら、俳優でなくて、タレントさんになったり、YouTuberのように自分自身を発信していけばいいですよね。
なぜ俳優なのか?
なぜ演技をしたいのか?
あらためて考えてみてください。
これから役者を目指していく中で、たくさんの「心からお芝居が好きな人達」に出会うと思います。
そんな人たちの中で生き残っていくためにも、あなた自身の「芝居が好き」という思いをしっかり育ててあげてください。
⑤続ける強さがあること
上手くいかないことがあっても、
逃げないこと
続けること
も大切です。
舞台でも、映像でも、役者が演出や監督から、ダメ出しを受けることは日常茶飯事です。
あなたの演技に対して周りの人が「もっとこんな感じで」「別のパターンでやってみて」などと注文をします。
時には怒鳴られたり、心が折れるような言葉を言われることもあるかもしれません。
でも、あなたが「できません」と逃げ出したら、現場は回らなくなってしまいます。
(よほど無理な注文なら、話は別ですが )
オーディションなども、受けては落ちて、受けては落ちての繰り返しです。
落ちるたびに

自分の何がいけなかったんだろう・・・。
とやっぱり考えてしまいます
役者って常に選ばれる側であり、否定されることがついて回る仕事です。
なので上手くいかなくても「もう無理だ」と諦めるのではなく、次へ次へと進んでいく。
「強い気持ち」が本当に大切です!
それでも落ち込むときには・・・
あとは、30歳が近づいてくると色々な理由で、役者の道を諦める人も増えてきます。
そういう意味でも、最終的に残っているのは、
「続けている人」です。
正直、役者って不安定で、心配事が多い仕事ですが・・・
引用:TiPS

安西先生~!!!
まとめ
ということで、私なりに「俳優になるために本当に必要なもの5つ」についてまとめてみました。
この5つは、努力すれば必ず手に入れられるものです!
なので、自分にコンプレックスを持っていたり、一歩が踏み出せなかった方には、ぜひ自信をもってほしいです✨
幼いころ「その顔で女優になりたいの?」と言われた私でも、なんとか10年、お芝居を続けられています(笑)
あなたにとって、すてきな役者ライフが送れますように♥
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この本では、
俳優に必要な能力の身に付け方
オーディションを勝ち抜く戦略
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最後まで読んでいただき
ありがとうございます
これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします♥
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