【実体験】俳優の厳しい現実。私が役者をしていて大変だと感じること6つ

【実体験】俳優の厳しい現実。私が役者をしていて大変だと感じること6つ

こんにちは、役者&ブロガーのシカ子です。

今回は、

女優になりたいけど・・・

やっぱり現実は厳しいのかな?


俳優として売れるまでにどんな苦労があるんだろう?

という疑問にお答えします(^-^)

 

15年以上、俳優を続けている私の実体験から

・役者をしていて大変だと思うこと6つ

について、まとめてみました(^-^)

 

テレビや舞台に立つ役者さんって、いつもキラキラしていて、苦労なんて感じさせないですよね?

でも裏には、苦労したこと、大変なこと、厳しい現実が隠れています。

 

今回は役者として売れるまでの大変なこと」をピックアップしてみました。

有名になったら、プライベートがないとか、また別の苦労がたくさんあると思います icon-tint 

 

それでも、芝居をするのは楽しいし、辛いこと以上に得るものがあります

だからやめられないんですよね(笑)

 

これから役者を目指していきたい方にとって、参考になれば幸いです。




【厳しい現実】役者の仕事で大変なこと6つ

「役者の仕事をしていて大変だな」と感じることを、私なりに6つあげてみました。

スケジュールが不規則

体調管理がとにかく大事

基本売れるまではお金がない

オシャレに規制がかかる

批判、否定、拒絶は日常茶飯事

常に不安と戦わなければならない

それぞれもう少し詳しく説明していきますね(^-^)

 

①スケジュールが不規則

俳優という仕事は、スケジュールが不規則です。

(特に舞台よりも、映像系のお仕事の方がその傾向があります)

 

会社員のように「週5日で1日8時間働きましょう!」ということはないからです。

朝から深夜まで、撮影をしなければならないこともあるし、正直時間が読めません。

 

また、売れるまではいつどんな仕事が入るか分かりません。


明日オーディション入りました!

など急に予定が入ることもありますし、


○日~○日のどこかで撮影が入るかもしれないので、空けておいてください。

と言われて、空けておいても、別の人に決まって、暇になることもあります icon-tint 

 

友人と遊ぶ約束をしていても、撮影が入ってドタキャンということもあります。

あとは、現場の進行状況によっては、何時間も押してしまうこともあるので、撮影の後に予定を入れても、結局行けなかったり。

 

自分のスケジュールのはずなのに自分で管理しきれないという、もどかしさがあります。

 

 icon-comments 役者のスケジュール事情はこちらもどうぞ

 

②体調管理がとにかく大事

体調管理も役者の大切な仕事です。

撮影や舞台が決まったら、体調が悪くても、代わりを立てるということはできません。

ドラマや映画の役で、そのシーンだけなぜか、違う役者さんがやってる、ということは成立しないですよね(笑)

 

1日の撮影に向けて、スタッフさん、出演者の人など、たくさんの人が時間をかけて準備しています。

その数日のために、数百万レベルのお金が動いていることもあります。

なので、風邪などはもちろんですが、急な事故(階段から落ちる、転ぶなど)も用心しなくてはいけません!

 

あとは、撮影日にニキビができると、テンションが下がりますし(笑)

声枯れなどしてしまうと、ベストな状況で芝居ができません icon-tint 

「常にベストな状況」を保つために、俳優さんは体調管理にはとても気を使っている方が多いです。

 

 icon-comments 役者の体調管理はこちらもどうぞ

 

③基本お金がない

売れてしまえば話は別ですが、売れるまでは基本お金がありません(´;ω;`)

原因としては、

 icon-check-circle スケジュールが不規則で安定して働けない

 icon-check-circle 習い事や自己投資でお金がかかる

というのがあります。

 

演技レッスン、ダンス、殺陣、日舞など習い事には、それなりのお金がかかりますよね。

体形キープや、肌荒れを防ぐため、美容にお金がかかったり。

舞台の場合、稽古場へ通う交通費や、衣装代などが自腹だったりします icon-tint 

 

そして、売れるまでは、そんなに多くのギャラがもらえません。

舞台の場合、

 icon-check-circle 稽古期間~本番の数カ月間はバイトができない

 icon-check-circle 収入はチケットの売り上げバックのみ

ということもありますし、全く採算が合わないですよね~(^^;)

 

リアルな役者の収入事情はこちらの記事も参考にどうぞ。

 icon-comments 役者の収入・お給料について

 

私は20代の頃、1カ月みっちり稽古して、舞台にでたけど、

チケットバック1万円+バイト代4000円

【収入】1万4000円

なんて月があって、さすがに震えました(笑)

 

お金×仕事×スケジュールのバランスは、役者にとって永遠の課題ですよね。

 

④オシャレに規制がかかる

事務所に所属すると、髪を染めたり、ネイルなどオシャレの幅が狭まります。

事務所で提出するプロフィール写真と実物が、大きく違ってしまうと困るからです。

写真でロングヘアだからオーディションに呼んだのに、ショートの人が来たら困りますよね?

 

また、時代劇などは黒髪でないといけないので、髪の毛を染めにくいです。

CMやドラマなどの募集条件も「髪の毛を染めていない人」という場合があるので、ヘアスタイルを楽しめないのはちょっと残念ポイント。

 

他にも、看護婦さんや時代劇の役が来た時にはネイルNGです。

サロンで可愛いネイルをしても、急に撮影が入れば落とさなくてはいけません。

なので、私は自分で落とせるようなセルフネイルしか楽しめていないのが現状です icon-tint 

 

ピアスの穴も言われることがあるので、これからピアスをあけたいと思っている方は、我慢してイヤリングにしておくことをおすすめします!

まつエクやカラコンも、仕事によってはNGな場合も。

 

意外とオシャレに規制がかかりますね💦

 

 icon-comments 役者のオシャレ事情はこちらもどうぞ

 

⑤批判、否定、拒絶は日常茶飯事

芝居をしてダメ出しをされたり、オーディションに落ちたり、自分を受け入れてもらえないことは日常茶飯事です。

時には、厳しいことを言われて心が折れそうになることもあるかもしれません。

 

オーディションに落ちれば


自分の何がいけないんだろう・・・。

とへこむこともあります。

 

そういう時に、考えすぎたり、落ち込みすぎると役者の仕事は続けていけないです。

ダメ出しをされても、オーディションに落ち続けても、あなたという人間を否定されたわけではありません!

上手く切り替えていくことが大切です。

 

「次こそは!!」と強いメンタルを持っていないと、続けられない仕事だと思います。

 

 icon-comments オーディションに落ちて凹んだ時には

 

⑥常に不安と戦わなければならない

役者という仕事は「個人事業主」です。

「毎月〇万円、安定した収入を保証します」ということはありません。

 

先月は仕事がたくさんあったのに。

今月は全然仕事してない icon-tint 

ということはよくあります。

言ってしまえば、次の仕事が決まっていないので「失業の状態」ですよね icon-tint 

 

それに、売れたとしても、いつパッタリ仕事がなくなってしまうかも分かりません。

売れるのも大変、生き残るのも大変、とにかく不安定な仕事なんです。

 

そういう意味で、役者は常に不安と戦わなければならない仕事」だと思います。

 

「俳優の仕事」について知りたい人におすすめの本

俳優の厳しい現実について、あなたはどう感じましたか?

「思っていたよりしんどそうだな・・・」

「それでも役者になりたい!」

いろんな感じ方があると思います。

 


大変そうだけど、もっと俳優の仕事について知りたい!

という方には、ぜひ参考にしてほしい本を2冊紹介したいと思います。

俳優になりたいあなたへ

俳優の教科書

どちらも初心者向けで読みやす本なのでおすすめです♬

 

①俳優になりたいあなたへ

実際に、著者が会った高校生2人との実話がストーリー形式でまとめられています。

「どうしたら俳優になれるか知りたいんです!」

という高校生2人の質問に、著者が答えていくのですが、

 icon-check-circle 俳優って具体的にどんな仕事なの?

 icon-check-circle 台本をもらったら俳優はなにをするの?

 icon-check-circle テレビ、映画、舞台、それぞれどんな違いがあるの?

 icon-check-circle いい俳優とは?

 icon-check-circle 俳優を続けるために大切なことって?

など、すごく分かりやすく、そしてリアルにまとめられています。

 

これから俳優を目指す人は一度読んでおくと、俳優という仕事を目指す「覚悟」が決まる一冊だと思いますよ✨

 icon-comments この本の詳細はこちら

 

②俳優の教科書

この本では、

 icon-check-circle 俳優という仕事に必要な要素

 icon-check-circle 俳優としてどんな努力が必要か?

 icon-check-circle オーディションを戦略的に勝ち抜く方法

など、リアルな現場の声がまとめられています。

 

特に、映像系に進みたい方は一度は読んでみてほしいです。

業界を見る目線が変わってくるような、そんな一冊になっています(^-^)

 icon-comments 本の詳細はこちらからどうぞ

 

まとめ:役者は大変なこともあるけどそれ以上に楽しいこともある!

今回は、

・役者をしていて大変だと思うこと6つ

を紹介しました。

 

大変なことはありますが、それでも芝居をするのは楽しいし、辛いこと以上に得るものがあります✨

だからやめられないんですよね~。

 


一度きりの人生、不安定だとしても、自分のやりたいことをやりたい!

そんな思いで、もう少し頑張ろうと思います♪

一緒に頑張りましょ~✨

 

\ 今回紹介した本 /

 

年代別に俳優になる方法をまとめているので参考にどうぞ♪

 icon-comments 高校生から俳優になりたい方へ

 

 icon-comments 大学生から俳優になりたい方へ

 

 icon-comments 30代、40代から俳優を目指したい方へ

 




最後まで読んでいただき
ありがとうございます

これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします

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