高校生から俳優になるには?なるための進路5つ【在学中にできることは?】

今回は、

役者に興味があるんだけど、俳優になるための進路ってどんな進路があるのかな?

俳優の夢を叶えるために、在学中にできることってあるかな?
とお悩みの方へ。
・高校生が俳優になるための進路5つ
・在学中でもできる演技の勉強3つ
についてまとめてみました。
実際に、15年以上役者を続けている私の経験をもとに、それぞれのメリットやデメリットをお伝えしています。
この記事を読めば、「俳優を目指すための進路」だったり「今できること」がなんとな〜く見えてくるのではないかと思います(^ ^)
今後の参考になれば幸いです。
この記事を書いている人 : シカ子
高校生から俳優になるには?5つの進路
高校卒業後の進路として考えられるものを5つ紹介します。
❶ 大学で学ぶ
❷ 専門学校で学ぶ
❸ 養成所で学ぶ
❹ 劇団で学ぶ
❺ 芸能事務所に所属し現場で学ぶ
一つづつ詳しく説明していきますね(^-^)
俳優になるには①大学で演技の勉強をする
まず1つ目は、演劇専攻のある大学で、4年間かけて演技の勉強をする方法です。
もしくは、演劇専攻ではない学部に所属しつつ、演劇サークルに入ったり、芸能活動を並行する人もいます。

私の場合も、大学は行きましたが、経営学部だったという(笑)
お芝居は、演劇部やワークショップに参加して学びました。
大学生って比較的、時間に余裕があるので、そういった選択肢もありです。
大学のメリット
演技の授業以外に「演技の歴史」「映画史」など座学も多いので、演劇の深い知識を身に付けることができる。
夏休みや春休みなど、自由な時間が多いので、通いながら外部の活動(自主公演・自主映画の参加など)がしやすい。
もし演技の道に進むのを辞めたとしても「大卒」は就職に有利。
大学のデメリット
学費が高いので、親の協力や理解が必要になる。
推薦入試、センター試験など、受験必須。倍率は高め。
在学中に、学校からオーディション情報を紹介してもらったりというのはあまりないので、自分で人脈を広げていくことが必要になる。
こんな人におすすめ
4年間、みっちり演劇の勉強をしたい人。
親に「大学は卒業しなさい」と言われている、もしくは自分もそうしたいと考えている人。
ワンポイントアドバイス
今は大学を出たら安定という時代でもないですよね。
また、芸術学部でガッツリお芝居をやっていても、4年後には普通に企業に就職する人も大勢みてきました。
結局は、一番大切なのは「選んだ道で自分が何をするか?」じゃないでしょうか。

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俳優になるには②専門学校で演技の勉強をする
専門学校は、大学よりも実践的なカリキュラムが多いです。
また、2年制の学校がほとんどなので、短時間で演技の基礎を学ぶことができます。
専門学校のメリット
大学よりも入学の敷居が低い。
知識よりも実践がメインなので、即戦力が身に付く。
在学中もオーディションの情報がもらえたり、エキストラの案件がふられることもあるので、現場の空気を知ることができる。
専門学校のデメリット
「なんとなく、役者ってかっこよくない?」という人も多いので、自分の目標をしっかり持っていないと、周りの友人に流されやすい。

気付いたら、あっという間に2年過ぎていたなんてことも。
専門学校を卒業した役者さんからは「なんとなく通っちゃって、今となってはあんまり意味なかったな」という声をチラホラ聞くことも。
(結局は「自分次第」ということです)
こんな人におすすめ
明確な目標をもって、周りに流されずに一生懸命やれる人
短期間でお芝居を学びたい人
学校で開催するオーディションなどを受けて、在学しながらチャレンジをしていきたい人
俳優の専門学校については、こちら俳優になるには専門学校に行くべき?メリットデメリットは?【専門学校の探し方】で詳しくまとめているので参考にどうぞ。
俳優になるには③養成所で演技の勉強する
芸能事務所では、養成所を設けている場合があり、そこで演技やダンスなど、現場でも通用する俳優になるための基礎を学ぶことができます。
養成所のメリット
事務所側が「この子をマネージメントしたいな」となれば、そのまま事務所に所属できるチャンスがある。
芸能界とのつながりが強いので、レッスン生でも、事務所経由でオーディション情報やエキストラ情報を流してもらえる場合がある。
社会人や学生でも通えるコースがある養成所もあるので、別の進路と両立しながら演技の勉強をすることも可能。
養成所のデメリット
事務所の資金集めのために、高額なレッスン料を請求するという事務所もあるので見極めが必要!
月に数回のレッスンでは、技術は身に付きにくく、上達に時間がかかる場合もあり。
レッスン生が多ければ多いほど、その他大勢から抜け出すための努力は必須!
こんな人におすすめ
養成所に入りながら、オーディションを受けたり、実践の場で学ぶチャンスが欲しい人
大学は通いつつ(もしくは就職をしつつ)両立しながら演技の勉強もしたい人
ワンポイントアドバイス
養成所を選ぶ時には、一つのところにこだわらず、レッスンの内容、カリキュラム、レッスン費用、卒業後のサポートなど、他の養成所とも比べて、納得できる養成所を選ぶようにしましょう!
俳優養成所についてはこちらの記事も参考にどうぞ。
おすすめの俳優スクール
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「ヒューマンアカデミー」の口コミ評判は 【ヒューマンアカデミー俳優専攻】評判や口コミは?役者の私が調べてみましたに詳しくまとめています。
俳優になるには④劇団に入団して演技の勉強をする
舞台役者になりたい場合や、好きな劇団があれば、劇団に入るのが近道です。
始めは下積みからですが、確実に技術を積み上げていくことができます。
劇団のメリット
下積みからコツコツと、地道に役者としての技術を学べる。
プロの大先輩の芝居を、間近で感じることができ、一緒に芝居ができる。
劇団員として公演に出演したり、実践で学べる。
劇団のデメリット
有名な劇団ほど、狭き門なので簡単には入れない。(お金を払えば入れるわけではない)
劇団にはそれぞれカラーがあるので、自分のやりたいジャンルの劇団、好きな劇団を選ばないと続かない。
こんな人におすすめ
舞台役者になりたい人
地道にしっかり演技力を付けていきたい人
舞台俳優のなり方は、こちら【舞台俳優になるには?】具体的な4つの方法。初心者未経験でも大丈夫?で詳しくまとめています。
俳優になるには⑤事務所に所属して現場で学ぶ
一日でも早く現場に出たい場合は、いきなり俳優事務所に所属してしまうのも1つの方法です。
ただし、演技経験がない人や、知識がない人を所属させてくれる事務所は少ないです。
逆に、お金を払えば誰でも所属できる場合は、怪しい可能性もあるので気を付けてください!
俳優事務所のメリット
現場で実践をしながら「演技とは?」「監督の望んでることは?」と肌で感じながら学べる。
事務所によっては、レッスンを受けさせてくれる場合があるので、そこで演技が学べる。
俳優事務所のデメリット
まだ演技ができない段階で、現場に行って失敗をすると、次は呼んでもらえなくなるリスクが大きい。
未経験者が簡単に所属できる事務所は、所属費といってお金を請求されることも。

誰でも所属できる、お金目当ての場合もあるので、見極めが大切!
こんな人におすすめ
演技の経験があり、すでに現場に出ても対応できる人
未経験でも、レッスン体制がしっかりしている事務所に運良く出会えた方
ワンポイントアドバイス
「事務所に入れば仕事がある」「俳優として食べていける」と勘違いしている人が多いですが、そんなことはありません。
なぜなら、俳優という仕事は、バイトのようにシフトを出せば、働けるという世界ではないからです。
制作側にオファーしてもらったり、オーディションに受からないと、そもそも仕事はありません。
もちろん、仕事がなければ、その月のお給料はゼロ
俳優は、不安定な仕事であるということを理解しておいてほしいと思います。
高校生から俳優になるには?在学中からできる演技の勉強3つ
「高校卒業まで待てない!!」
「在学中にできることって何かないの?」
という方に向けて、在学中でもできる演技の勉強を3つ紹介します。
このブログでも何度もお伝えしていますが、
俳優の技術=演技力
なので、演技の勉強を始めるなら1日でも早い方がいいです。
高校生が通える俳優養成所もあるので、興味がある方はこちらの記事をぜひ読んでみて下さいね(^ ^)

でも、地方に住んでるし、演技を学べるスクールとかは通えないよ。
という方もいると思うので、お家でできることにしぼってみました♪
❶ 映画や舞台をたくさん見る
❷ 家で身体訓練や発声練習をする
❸ 単発の演技ワークショップに参加してみる
一つづつ説明していきますね。
①映画や舞台をたくさん見る
映画や舞台をたくさん見ることで、自分の世界観や想像力を広げることができます。

映画好きで知られる斎藤工さんは、DVDショップの「あ行」から一本づつ映画を観ていくということをしていたとか!
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②家で身体訓練や発声練習をする
基礎訓練であれば、家や公園などで1人で練習することができますよね(^-^)
俳優に必要な身体づくり、基礎訓練は、演技力を上げていくためにもとても重要です。
「初めてだし、どんな練習をしたらいいの?」
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そもそも「正しい発声とはなにか?」「正しい体とはなにか?」というところから始まり、
発声のレッスン22項目
身体のレッスン14項目
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一人でもできるレッスンも多く紹介されているので、基礎訓練を学びたい方は必読です。
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③単発の演技ワークショップを受けてみる
演技初心者の方は、まずは気軽に受けられる、単発のワークショップに参加してみるのがおすすめ!
単発のワークショップであれば、学校がお休みの日に受けることができますよね🎵

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もっとワークショップ情報を知りたい方はこちらで詳しくまとめています。
まとめ:俳優になるには正解はない。選んだ道でどう努力するかが一番大事です!
今回は、
・高校生が俳優になるための進路5つ
・在学中でもできる演技の勉強3つ
についてまとめてみました。
役者になるには、いろいろな入り口があります。
でも「こうすれば絶対役者になれる!」という正解がないのがとても難しいですよね。

そんな方法があったら、私が知りたい(笑)
私も役者をしていて15年以上経ちますが、やっぱり感じることは、役者という仕事も、他の仕事と同じように
「小さな努力」を積み重ねた先に成功がある
ということです。
しっかりと役者としての勉強をして、技術を身に付けないと、プロの世界では通用しません。
演技力というのは、一朝一夕で身につくものではありません。
まずは自分のできそうなことからいいので、一歩踏み出してみて下さいね(^-^)
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最後まで読んでいただき
ありがとうございます
これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします♥
鹿子ってどんな人? プロフィールはこちら
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