【俳優になるには】どんな方法がある?役者の私が5つの方法を紹介!

こんにちは、役者ブロガーのシカ子です。
今回は、
俳優になるための5つの方法
について紹介していきたいと思います。

俳優になりたい!!
という夢を持っていても、

芸能事務所?養成所?
専門学校?大学?
具体的にどうしたらいいの??
という人って多いんじゃないでしょうか。
「どうすれば役者になれるのか?」
試験があるわけでも、資格があるわけでもないので、正解がないからこそ悩むんですよね
そこで、今回は俳優になるためのルート5つ。
❶ 大学
❷ 専門学校
❸ 養成所
❹ 劇団
❺ 芸能事務所
それぞれのメリット、デメリット含めご紹介したいと思います✨
俳優になる方法は1つではありません。
そして「こうすれば絶対に俳優になれます!」という正解ってありません
だからこそ、それぞれのメリットやデメリットを理解することで、自分に合った方法を見つけてもらえたらと思っています。
実際に、10年以上役者を続けている私の経験や、知り合いの俳優から聞いた話をもとにまとめてみました。
参考になれば幸いです(^-^)
この記事の内容
俳優になるには?5つの方法
俳優になるには①:大学で勉強する
まず1つ目は、大学に通って4年間みっちり演技の勉強をする方法です。
東京では、舞台芸術、映画製作など、演劇や演技が学べる大学が結構あります(^^)
芸術学部のある大学
日本大学、明治大学、早稲田大学、桜美林大学、玉川大学など
私は、芸術学部ではなかったのですが、芸術学部のある大学の経営学部に通っていました。
(ややこしい笑)
商業高校だったので「受験勉強?」「センター試験って?」って感じでした(笑)
なので、指定校推薦の枠の中から選んだので、芸術学部は選べなかったんですね・・・
でも、

芸術学部のある大学なら、別の学部でも、こっそり演技の授業に紛れ込んだり、役者を目指す友達もできるんじゃない?
と思い、その選択肢に。
実際に、入学してからは、芸術学部の授業も履修できました。
役者友達もできて、その仲間で舞台をしたり、劇団を立ち上げたりもしました♪
なので「役者になりたいから絶対この方法じゃなきゃダメ!」と思うのではなく「自分が選んだ先で何をするか」が一番大切だと思います♥
ただし、大学によって、特色や学校の雰囲気は全然違います!
気になる大学があれば、積極的にオープンキャンパスに参加して、在学生の人に話を聞いてみましょう。
4年間通う大学なので、ちゃんと比較検討をして、自分に合っていそうな学校を選ぶのをおすすめします✨
大学のメリット
4年間みっちりお芝居の勉強が出来るので、実技だけではなく、知識面でも深く演劇を学べる。
夏休みや春休みが長いので、その間に自主公演などもできる。
演技だけでなく、制作側(音響、照明、演出、舞台監督など)の勉強もでき、後々役に立つ。
大学のデメリット
学費が高いので、親の協力や理解が必要になる。
推薦入試、センター試験など、倍率が高い中で受験をしなければならない。
入学してみたものの、自分に合わないと感じた時には、4年間あるのでなかなか辞めにくい。
こんな人におすすめ
4年間、演劇の歴史なども含めしっかり演技の勉強をしたい人
親に「大学は出てほしい」と言われている人
自分でも、大学は卒業しておきたいと思っている人
ただし、今は大学を出たら安定という時代でもないです。
芸術学部でガッツリお芝居をやっていても、4年後には普通に企業に就職する人も結構いました。
なので、やっぱり一番大切なのは「選んだ道で自分が何をするか?」じゃないでしょうか。
俳優になるには②:専門学校で勉強する
専門学校も、都内にはたくさんあります。
学校によって雰囲気やカリキュラムが全然違うので、オープンキャンパスや在学生の声など事前調査はしっかりしましょう✨
専門学校のメリット
大学よりも、入学の敷居が低い。
知識よりも実践がメインなので、即戦力が身に付く。
芸能事務所を呼んで、公開オーディションなどを行う場合もあるので、在学中でもチャンスがある。
専門学校のデメリット
「なんとなく、役者ってかっこよくない?」という人も多いので、自分の目標をしっかり持っていないと、周りの友人に流され、収穫がないまま終わってしまう。
2年間はあっという間なので、短期集中しないと気づいたら卒業の時期になってしまう。
大学では「演劇全般」を4年かけてじっくり学べるのに対し、専門学校では「舞台俳優コース」「映像俳優コース」「ミュージカルコース」など分野が絞られるので「自分はどうなりたいか?」をある程度決めておくことが必要。
こんな人におすすめ
明確な目標をもって、周りに流されずに一生懸命やれる人
短期間でお芝居を学びたい人
学校で開催するオーディションなどを受けて、在学しながらチャレンジをしていきたい人
私の知り合いで、声優やナレーションの専門学校に通っていた役者さんが結構多いです。
声優やナレーションも、もちろん「演技」の根っこの部分は同じかもしれませんが「俳優になりたい!」と思うなら、俳優の勉強ができる学校を選んだ方が絶対に近道だと私は思っています。
マイクの前で、声だけで伝える技術と、カメラの前や舞台上で演じる技術は、全く異なるんですよね。
だからこそ「自分はどこを目指したいのか?」を明確にしておくことが大切✨
俳優になるには③:養成所で勉強する
芸能事務所では、養成所を設けている場合があり、そこで演技やダンスのレッスンを受ける方法もあります。
養成所のメリット
養成所の上に、プロダクションがあり、レッスン期間中に気に入ってもらえれば、そのまま事務所に所属できるチャンスがある。
養成所の卒業時に、別のプロダクション向けに、俳優オファーのオーディションを開催するケースもある。
レッスン生でも、事務所経由でオーディション情報などを流してもらえる場合がある。
社会人や学生でも通えるコースなどもあるので、両立しながら演技の勉強をすることも可能。
養成所のデメリット
事務所運営の資金集めのに、養成所のレッスン生を集めている場合もあるので、見極めが必要。
月に数回のレッスンでは、技術は身に付きにくく、上達に時間がかかる場合もあり。
専門学校と同じく「なんとなく入ってみました!」という人も多いので、周りに流されないことが大切。
こんな人におすすめ
どうしても入りたい事務所があって、養成所経由でないと上がれない場合
学校や仕事と両立しながらお芝居を始めたい人
養成所に入りながら、オーディションを受けたり、実践の場で学ぶチャンスが欲しい人
ただし、養成所に入ったらすぐに仕事がくるというのはかなり稀で、始めのうちは、事務所経由の仕事もエキストラなどが多いかもしれません
でも、結局俳優の世界は「その他大勢の中でどう輝けるか?」「どう印象に残れるか?」が重要です。
その他大勢に埋もれず、マネージャーさんに「あの子売れそうだね~!」と思ってもらうにはどうしたらいいか?
徹底的に考えて行動していけば、周りと差をつけることができるのではないでしょうか✨
俳優になるには④:劇団に入団して勉強する
舞台役者になりたい場合や、好きな劇団があれば、劇団に入るのが近道です。
始めは下積みからですが、確実に技術を積み上げていくことができます。
実際、私も役者をしてて「演技上手いな~」と思う方って、舞台から始めている方、劇団出身の方が多い印象です(^^)
劇団四季、文学座、無名塾、劇団昴、俳優座など、劇団は星の数ほどあります。
各劇団HPにオーディション情報が載っていることが多いので、気になる劇団があればチェックしてみましょう!
劇団のメリット
下積みからコツコツと、地道に確実に役者としての技術を学べる。
プロの大先輩の芝居を、間近で感じることができる。一緒に芝居ができる。
劇団員として、公演に出演したり、旅公演をしたりと、実践で学べる。
劇団のデメリット
有名な劇団ほど、狭き門なので簡単には入れない。(お金を払えば入れるわけではない)
養成所などと比べると、時間をかけてコツコツ派なので、すぐにデビュー✨ということはあまりない。
劇団にはそれぞれカラーがあるので、自分のやりたいジャンルの劇団、好きな劇団を選ばないと続かない。
こんな人におすすめ
舞台役者になりたい人
入りたい劇団がある人
地道にしっかり演技力を付けていきたい人
舞台俳優のなり方はこちらもどうぞ
俳優になるには⑤:事務所に所属して現場で学ぶ
一日でも早く現場に出たい場合は、いきなり俳優事務所に所属してしまうのも1つの方法です。
ただし、演技経験がない人や、知識がない人を所属させてくれる事務所は少ないと思います。
逆に、すぐに入れたり、お金を払えば誰でも所属できる場合は、怪しい可能性もあるので気を付けてください!
俳優事務所のメリット
現場で、実践をしながら「演技とは?」「監督の望んでることは?」と肌で感じながら学べる。
現場をこなすことで、度胸がつく。現場に慣れることができる。
事務所によっては、レッスンを受けさせてくれる事務所もあるので、そこで学べる。
俳優事務所のデメリット
まだ演技ができない段階で、現場に行って失敗をすると、次は呼んでもらえなくなるリスクが大きい。
未経験者が簡単に所属できる事務所は、レッスン代のお金目当ての場合もあるので、見極めが大切。
こんな人におすすめ
演技の経験があり、事務所に入りたい人
未経験だけど自分の実力試しをしてみたい人
舞台経験はあるが、これから映像の仕事にシフトしていきたい人
「事務所に入れば仕事がある」「俳優として食べていける」と勘違いしている人が多いですが、事務所に所属して、お仕事しながらも、それだけでは食べていけない俳優はたくさんいます。
会社員のように、毎月安定してお給料をもらえるということは、ほとんどあり得ません。
また、バイトのように「シフトを提出した分だけ働けて、時給○○円分のお金がもらえます」ということもないです

今月は忙しかったけど、来月は全然仕事がない。
撮影や舞台が決まっていない・・・。
俳優は、そんなことが普通にあり得る、不安定な仕事であることをしっかり理解しておきましょう。
また、お金目当ての悪徳事務所もあるので、しっかりと自分で見極められるようにすることが大事!
事務所選びで失敗しないために!
まとめ
今回は「俳優になるための5つの方法」についてまとめてみました。
役者になるには、いろいろな入り口があります。
でも「こうすれば絶対役者になれる!」という正解がないのがとても難しいですよね。

そんな方法があったら、私が知りたい(笑)
私も役者をしていて10年以上経ちますが、やっぱり感じることは、役者という仕事も、他の仕事と同じように
「小さな努力」を積み重ねた先に成功がある
ということです。
しっかりと役者としての勉強をして、技術を身に付けないと、プロの世界では通用しません。
演技力というのは、一朝一夕で身につくものではありません。
まずは自分のできそうなことからいいので、一歩踏み出してみて下さい(^-^)
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この本では、
俳優という仕事に必要な要素
オーディションを勝ち抜く戦略
良い事務所と悪い事務所の見分け方
など、リアルな現場の声がまとめられています。
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最後まで読んでいただき
ありがとうございます
これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします♥
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