俳優・女優に向いている人って?演技力以外に大事なこと5つ

こんにちは、役者&ブロガーのシカ子です。
今回は、

俳優になりたい!
でも、自分は役者に向いているのかな?

女優ってどんな適性があればやっていけるんだろう?
という方に向けて、
・俳優に向いている人の特徴5つ
を紹介します(^-^)
もちろん一番大切なのは、向いている、向いていないではなく
「役者になりたい!!」
という、前向きな気持ちです✨
それでも、私が15年以上お芝居をしていて、色々な人に出会う中で感じた「こういう人は役者に向いてるな」という特徴があるので、5つあげてみました。
今回紹介するものは、見た目やスタイル、生まれ持った才能などではなく、努力次第で手に入れることができるものです✨
これから役者を目指したい方の参考になれば幸いです(^-^)
この記事を書いている人 : シカ子
俳優・女優に向いている人の特徴5つ
今回「演技力」というのは、大前提ですし、訓練でいくらでも上達できるので外して考えてみました!
演技以外で大切なこと5つを紹介しますね(^-^)
俳優に向いている人の特徴
❶ 演技やお芝居に関わることが好きな人
❷ メンタルが強い人
❸ サービス精神がある人
❹ 常識があり、人の気持ちが分かる人
❺ 自分をアピールしていける人
それぞれもう少し詳しく説明していきます。
俳優に向いている人①演技やお芝居など俳優の仕事が好きであること
「好きであること」
これはどんな仕事も当てはまるのかもしれませんが、一番大切なことだと思います。
俳優という仕事は不安定な仕事です。
事務所に入ったからと言って、安定した収入が約束されているわけでもなく、頑張って続けていても売れるかどうかはわからない。
新人のうちは、ギャラも安いです
そんな中で、一生懸命続けていくには「好き」がないと続きません。
映画が好き、ドラマが好き、演じることが好き、現場の空気が好き。
好きの理由は何でもいいと思います。
有名になりたい、お金持ちになりたい、認められたい、テレビに出たい・・・
もしも、そんな思いで俳優を目指している方は、一歩立ち止まって考えてみてください。
なぜ俳優なのですか?
お金持ちになりたかったり、有名になりたいなら、YouTuberのような職業もあるし、今はいくらでも自己発信ができる時代です。
俳優という仕事を選ばなくても、その夢を叶える方法はたくさんあります。
それでも俳優という、不安定な仕事をずっと続けていきたいと思うのは、やっぱり「好き」があるからなんだと思います。
俳優に向いている人②メンタルが強い人
俳優という仕事は、メンタルが強くないと続けていけません。
オーディションに落ちることは日常茶飯事。
書類審査に通らないことだってたくさん。
(実際に私も、書類審査含めたら、毎月20件以上の案件に落ちたりしています )
お芝居のダメ出しも日常茶飯事。
テレビに出ている人たちはキラキラとしていて、そんなことは想像できないかもしれません。
でも、あの場所に行くにはたくさんの挫折があるんですね。
インタビュー記事で読んだのですが、あの北川景子さん、杏さんなども、100以上のオーディションを受けては落ちていたとのことですよ。
なんか信じられませんよね~(^^;)
また、俳優の柄本佑さんは、母親であり女優の角替和枝さんに
「この仕事(俳優)は、待つのとがっかりに慣れるのが仕事」
と言われたというのを、インタビュー記事で読んだことがあります。
何十年も芝居を続けていても、がっかりすることは日常茶飯事だとは・・・。
「それでもやってやるぞ!!!」
という逆境を楽しめるくらいの精神力が必要なんだと思います。
俳優に向いている人③サービス精神がある人
「サービス精神」は俳優にとって、とても大切な要素です。
演劇は娯楽です。
見ている人を楽しませるのが仕事です。
楽しませる=笑わせる
ではありません。
見ている人をドキドキさせたり、キュンキュンさせたり、感動させたり。
色んな「楽しい」があると思います。
「自分が楽しければいいや!」だけでなく「相手を楽しませたい」というサービス精神がある人は、役者として魅力的ですし、オーディションなどにもどんどん受かっていくな~という印象です(^-^)
俳優に向いている人④常識がある、人の気持ちが分かる人
俳優という仕事は、サラリーマンや社会人とは違い、すこし特殊な仕事ですよね。
なので「ちょっとアウトローな人の方が向いてるんじゃないかな?」と思う人もいるかもしれません。
でも、映画やドラマは、世の中にいる、ちょっと特殊な人に向けて作られているわけではなく
社会で働く一般の人(や学生など)をターゲットに
共感ができるように
作られていることが多いです。
もちろんSFものなど、非現実的な作品もありますが「人と人との心のやり取り」は絶対に描かれています。
なので、役者も「一般的な考え」「常識」を理解していなければ、共感が得られる人物を演じることはできませんよね?
さらに、芸能界は「人との繋がり」で仕事が増えていくことが多々あります。
監督、スタッフさん、共演者など・・・色々な人と関わります。
気に入られるために媚びを売る必要はありませんが、
この人は相手 の気持ちが読めないな
常識がないから信頼できないな
と思われてしまうと仕事は減っていきます。
当たり前のことかもしれませんが、役者だからこそ、
人の気持ちをちゃんと理解できること
常識があること
は非常に大切な素質です。
俳優に向いている人⑤自分をアピールしていける人
俳優の仕事というのは、待つことが多い仕事ではありますが、ただ待っているだけでは上へは行けません。
ライバルが大勢いる中で、自分をアピールしていかないと、いつまでたっても目に止まりません。

受け身ではNG!!
演技も同じです。
監督の言われたとおりにやるだけなら「君じゃなくても良いかな」となってしまいます。
自分なりに考えて、自分らしく、それをうまくアピールしていくことが出来なければ「その他大勢」に埋もれてしまいます。
なので「マニュアル通りが安心する人」や「言われたことだけこなすのが気楽でいいな」なんて人はあまり向いていないかと思います(^^;)
「俳優という仕事」について知りたい人におすすめの本
俳優に必要な要素を5つ紹介しましたが、当てはまるものはいくつくらいありましたか?
「あんまり当てはまらなかった 」という方も心配しないで大丈夫です。
これらは生まれ持っての才能ではなく、これからのあなたの努力で身に付けていくことができるものだからです✨

もっと俳優の仕事について知りたい!
という方に、おすすめの本を2冊紹介したいと思います。
❶ 俳優になりたいあなたへ
❷ 俳優の教科書
どちらも初心者向けで読みやす本なのでおすすめです♬
①俳優になりたいあなたへ
実際に、著者が会った高校生2人との実話がストーリー形式でまとめられています。
「どうしたら俳優になれるか知りたいんです!」
という高校生2人の質問に、著者が答えていくのですが、
俳優って具体的にどんな仕事なの?
台本をもらったら俳優はなにをするの?
テレビ、映画、舞台、それぞれどんな違いがあるの?
いい俳優とは?
俳優を続けるために大切なことって?
など、すごく分かりやすく、そしてリアルにまとめられています。
これから俳優を目指す人は一度読んでおくと、俳優という仕事を目指す「覚悟」が決まる一冊だと思いますよ✨
この本については、こちらで詳しく紹介していますので気になる方はどうぞ。
役者を目指したい人におすすめの本『俳優になりたいあなたへ』【初心者向け】
②俳優の教科書
この本では、
俳優という仕事に必要な要素
俳優としてどんな努力が必要か?
オーディションを戦略的に勝ち抜く方法
など、リアルな現場の声がまとめられています。
特に、映像系に進みたい方は一度は読んでみてほしいです。
業界を見る目線が変わってくるような、そんな一冊になっています(^-^)
この本については、こちらで詳しく紹介していますので気になる方はどうぞ。
【俳優の教科書】役者におすすめの本!演技初心者さんもまずは読むべき一冊
まとめ:一番大切なのは「俳優になりたい」というあなたの強い気持ちです
今回は、
・俳優に向いている人の特徴5つ
についてまとめてみました。
5つ紹介しましたが、結局は
「俳優になりたい!!!」
という思いが一番大切です。
そして「どれだけ自分が努力をしていくか?」にかかっています。
今できることから始めてみる、小さなことでも行動してみることが何よりも大切です✨
これから役者になりたいと思っているあなたのお役に立てたら幸いです♪
\ 今回紹介した本 /
俳優になる方法はこちらで詳しくまとめているので参考にどうぞ。
俳優を目指せる養成所については、こちらで15社を徹底比較しています✨
【現役役者が徹底比較】おすすめの俳優養成所15選!養成所選びのポイントも
最後まで読んでいただき
ありがとうございます
これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします♥
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