「こりゃ売れないわ」と思う俳優の特徴5つ。そこから学ぶ【売れるためのヒント】
- 2019.05.04
- 2022.03.23
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こんにちは、役者&ブロガーのシカ子です。
今回は、私が「こりゃダメだ~」と思う
絶対に売れない俳優の特徴5つ
をまとめてみました。
さらにそこから学ぶ、
俳優として売れるためのヒント
も見つけていけたらと思っています。

私には、全然チャンスが巡ってこない

頑張っているつもりなのに、なんで売れないんだろう。
なんて思うことってありますよね。

もしかしたら無意識に「売れない俳優の行動」をしてしまっているかも!?
という私自身も、まだ売れているわけではないので(^^;)
そんな偉そうなことを言えた立場ではないのですが
「絶対に売れない俳優の特徴5つ」
私にもグサグサ刺さる内容ですが(笑)
あなたにとっても何かの参考になればと思います。
売れない俳優の特徴5つ
売れない俳優は・・・
❶ 行動しない
❷ 継続できない
❸ ベストを尽くさない
❹ 他人や環境のせいにする
❺ 素直さがない
それぞれ、一つづつ細かくお伝えしていこうと思います。
①売れない俳優は行動しない
「行動しない」これが一番致命的ですね。
「映画やドラマに出て活躍したいです!」
「○○監督とお仕事をすることが夢です!」
「いつかは××の舞台に立ちたいです!」
みんな何らかの「夢」をもって俳優を目指し始めたんだと思います。
夢を持つことはすごくいいことです。
でも、その時に

じゃあ、今、その夢に近づくために具体的に何してるの?
と質問すると、明確に答えられる人ってすごく少ないなって思います。
実際に過去にあったお話です。
年齢は22歳(男性)くらいかと思います。

僕、仮面ライダーに出たくて俳優を目指してるんです!

へ~!具体的な夢があっていいね~。
仮面ライダーに出る俳優さんて、どんなルートで選ばれてるの?

最近は、ジュノンボーイになった人が注目されて・・・ですかね?

じゃあ、ジュノンボーイとか受けたんだ?

え・・・いや。 受けてないです。

なんで?

・・・。

仮面ライダーのオーディションって一般公募はしてないの?

多分・・・してないです。

じゃあ、事務所に所属しないとオーディションすら受けられないんだ。
どっかの事務所所属のオーディションとか受けてるの?

いや・・・受けたことないです。

へ~そうなんだ・・・
(なにも行動してないな)
こんな感じです。
こういう人って結構な確率でいるんですよね(^^;)
厳しいこと言えば「夢見ているだけの人」というか。
本気で仮面ライダーになりたい人は、毎年ジュノンボーイのオーディション受けたり、俳優事務所に片っ端から、書類を送ったり行動をしているはずです。
どっちの方が売れる確率が高そうか、何となくわかりますよね?
\ いますぐ行動したい人へ /
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②売れない俳優は継続できない
継続ができないって人もけっこう多いです。
例えば、事務所の新人レッスンなど。
定期的に新人さんが入ってきますが、半年以上たっても毎回ちゃんと来てるのは、5人中1人くらいです。
その日の気分で、レッスンに来たり来なかったり。
始めは毎回来ていたのに気づいたらフェードアウト。
一回休んだら、なんとなく休み癖がついちゃった人。
など、理由は色々ありますが、継続してレッスンに来ることすらできない人が、本当に多いなと感じます。
地道に稽古にきて頑張っている人。
たまにしか来ない人。
あなたなら、成長が早いのはどっちだと思いますか?
あなたが教える側なら、どっちを応援したくなりますか?
マネージャーさんが、仕事をお願いしようと思ったとき、どっちが信頼できますか?
答えは明確だと思います。
「継続をする」
そんな当たり前のことを当たり前にやるだけでも、確実に周りと差が付くと私は思っています。
③売れない俳優はベストを尽くさない
売れない俳優さんほど

こんな端役じゃ、頑張りようないよね~。

後姿だけだし、適当にやっててもばれないよ。
みたいなことを言います。
きっと自分なりのプライドとか、理想と現実のギャップとかがあるんだと思います。
でも、そこで今その役を与えられているのが「あなたにとっての現実」だと思うんです。
制作サイドは
頑張らない
工夫しない
適当にやる
そんな人に仕事をお願いしたいでしょうか?
どんなに小さい役だとしても、その時に求められることに全力で応えていく。
それができない俳優に未来はないと思います。
またもや名言。
(名言好きだな~笑)
唐沢寿明さんの言葉があります。
20代の頃はセリフのない役をやるのも楽しくてね。
ただ立っているだけの役さえ、あるだけでありがたい話でした。
第一、当時の僕には選択肢があるわけじゃないからね。
あのときはドラマや映画の主役を自分ができるなんて夢にも思っていませんでしたから。
自分は主役をやれる役者のはずだと思っていて、現実が「立っているだけの役」なら、悔しくなりますよ。
だけど、選択肢がひとつしかない状況で、僕はその役を大いに楽しんでいましたね。
嫉妬するのは、勘違いしている人ですよ。
己を知らないと、勘違いが起きてくるんじゃないかな。
若い頃は、セリフのない役に対して「オレはこんなもんじゃない」って騒いでいる人が周りにもいましたよ。
でも、目の前の役をバカにしてる人には、未来はないですよ。
引用:名言DB
この言葉を胸に「今できるベストを尽くす」
私も心がけていこうと思います✨
④売れない俳優は他人や環境のせいにする
仕事がないのは、事務所がマネージメントしてくれないから。
バイトの代わりを頼まれちゃって、断れなくて、 稽古休みます。
夜勤明けで、セリフ覚える時間がありませんでした。
オーディションの相手役がセリフ間違えてさ~。もう、絶対落ちてるよ。

どこかで聞いたことある台詞…(笑)
売れない俳優はたいてい、
上手くできないことを何かのせいにします。
これ、無意識に言ってる人も結構多いです(^^;)
こういう人はいつまでたっても変わりません。
その人にとって、上手くいかないのは、自分のせいじゃないので。
改善しようという自覚すらないレベル。
私からしてみれば、

事務所がマネージメントしてくれない。

マネージメントしてもらえない自分に、何か足りない部分があるかは考えてみた?
事務所を選んだのは自分。
文句言ってるけど、それなら事務所かえれば?
でも、他の事務所の情報とか集めてるの?

バイトの代わりを頼まれちゃって、断れなくて・・・稽古休みます。

断れなかったのは自分。
稽古とバイト。
バイトを選んだのも自分。

夜勤明けで、セリフ覚える時間がありませんでした

そのシフトで申請したのも自分だよね?
セリフ覚えられてないのと夜勤明けは本来関係ないはず。

オーディションの相手役がセリフ間違えてさ。絶対落ちてるよ~。

相手の間違いに柔軟に対応できなかったのも自分。
受かる人は、そういうアクシデントを逆手にとってちゃんとアピールできてる。
その実力がなかったのも自分。
って感じです。
ちょっと辛口ですが
「他人を変えることはできないが、自分を変えることはできる」ってよく言いますよね。
すべて自分が招いた事象だと考えたら、解決策はいくらだって見つかります。
稽古や撮影現場での言い訳
他人のせいにする
これほどかっこ悪くて、信頼を落とす行為はありません。
気をつけましょう!
⑤売れない俳優は素直さがない
素直さも俳優にとってとても大切です。
ここでいう素直さというのは、
相手の意見を一旦受けてめてみる
そしてまずはやってみる
という素直さです。
稽古をしていてると、芝居がどんどん上達していく人には共通して、この素直さがあるなと感じます。
言われたことを一旦受け止めて、とりあえずやってみるんです。
そしたら、ちょっと違った気持ちが湧き出てくるかもしれない。
これもありかな?なんてアイデアが生まれるかもしれない。
自分の考えとは違うなぁ。
納得できないから演じられない!
そんな風に、相手のアイデアを受け取らずシャットダウンしてしまうと、自分の考えた範囲での芝居しかできないですよね。
そういう人って、自分だけの狭い世界で芝居していて、見ていている方もワクワクしないし、面白くないです。
だからいつまでたっても同じような芝居しかできない。
自分で自分の成長を止めてしまってるんです!
それじゃ売れないですよね(^^;)
売れない俳優の特徴から学ぶ「売れるためのヒント」
売れない俳優の特徴が分かったとして、

じゃあどうしたら「売れない俳優」から抜け出せるの!?
ってのが一番知りたいところですよね。
「これをしたら絶対売れる!」という魔法はないんですが、売れない俳優がやってる行動の逆をすれば、良い方向に変えていくことができるんじゃないかと思います!
❶ 行動しない
→まず行動してみる
❷ 継続できない
→とにかく継続する
❸ ベストを尽くさない
→どんな時もベストを尽くす
❹ 他人や環境のせいにする
→他人や環境のせいにしない
❺ 素直さがない
→素直に受け入れる
①まず行動してみる

演技力がついてからオーディションを受けよう!

お金が貯まったら、演技レッスンに通い始めよう。
など、先延ばしにしていることはないですか?
そうやって、先延ばしにしているうちに、どんどん時間は過ぎていきます。
例えば演技レッスンなどは、数千円~参加できるようなものも開催されています。
まずは無料で見学OKなものだってありますよね?
「俳優になりたい!!」
と言ってはいるものの、行動していない人が多いのは現実です。
なので、日々小さな行動を積み重ねてくことで、その他大勢との差をドンドン広げていくことができます✨
とにかく、今できることから行動してみることが大切だと思います。
今すぐ演技レッスンを探すならこちら
②とにかく継続してみる
あなたは、一日どのくらい、演技に関する時間を確保しているでしょうか?
身体訓練や、発声、柔軟など、役者として習慣化していることはありますか?
気分でレッスンに行ったり、行かなかったりしていませんか?
なにかを継続していくことは、積み重なって大きな成果を生み出します。
継続していくことで、習慣となり、その人を形成していきます。
本当に俳優になりたいと思っているなら、
今できることを、しっかり継続していくこと。
それが一番の近道ではないでしょうか。
【イチローさんの名言】
夢を掴むことというのは一気には出来ません。
小さなことを積み重ねることで
いつの日か信じられないような力を
出せるようになっていきます。
引用:Chinoma
私が三日坊主を抜け出した方法はこちら
③どんな時でもベストを尽くす

この役って、私じゃなくてもいいんじゃないかな?

この役って、ほぼエキストラじゃん・・・。
売れないうちは、そういう役が回ってくることの方が多いと思います。
その中で
「今回は自分なりにこうしてみよう!」
「少しでも爪痕を残そう!」
と工夫してベストを尽くす努力をしないと、一生その場所からは抜けられないと思います。
今いる世界の中で、常にベストを尽くすことを意識していけば、少しずつ、少しずつ、あなたのステージは上がっていと信じて。

一歩一歩頑張りましょう!
④他人や環境のせいにしない
上手くいかなかったとき、ついつい言い訳していませんか?
でも○○だったから。
○○しようと思ってはいたんだけど
結構、口癖で使ってる人もいます。
「何かのせい」で終わらせてしまうと、自分にフィードバックして、改善点を見つけることができないので、そこで成長はストップします。
心当たりのある人は、その口癖が、売れない俳優から抜け出せない原因の一つになっていると自覚して、改善していきましょう!
⑤素直に受け入れる
俳優という仕事をやっていく上で、
「ちょっとこっちのパターンでやってみて」
「もっと○○っぽくできますか?」
など、要求されることって多いです。
それに対応できない俳優さんって「柔軟性がないな」「引き出しが少ないな」という印象をもたれてしまいがちなんですよね

私はこう思います。
でも、そっちもできますよ!
という柔軟さがあると「さすがプロだな~!」と感じるわけです。
臨機応変に対応できる力をつけるには、稽古場の時から「素直に受け入れてやってみる」という訓練をしておくことが大事!
まとめ
今回は、私が個人的に感じている、
「絶対売れない俳優の条件5つ」
「そこから学ぶ売れるためのヒント」
についてまとめてみました。
❶ まず行動してみる
❷ とにかく継続する
❸ どんな時もベストを尽くす
❹ 他人や環境のせいにしない
❺ 素直に受け入れる
売れない俳優の行動は辞めて、一日でも早く「売れない現実」から抜け出していきましょう!
なんか今回は、結構辛口になっちゃた気がするけど。
たまにはいいか~(^^;)笑
「人の振り見て我が振り直せ」
自分自身への戒めだと思って。
私もこれからも頑張っていきたいと思います!
売れる俳優になるために
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「共感SNS」の詳細はこちら
売れない俳優が見直したい5つのこと
最後まで読んでいただき
ありがとうございます
これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします♥
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