私がオーディションに落ちまくったことから学んだ!受かる確率をあげるための考え方
- 2019.06.09
- 2022.03.23
- 俳優のオーディション対策
- オーディション, 役者になるには, 役者のマインド論

こんにちは、役者&ブロガーのシカ子です。
役者をしていると、
「またオーディションに落ちてしまった・・・」
ということが結構多いです(´;ω;`)
と、ぐるぐるお悩みモードに入ってしまうこともありますよね。
でも、そんな風に悩んでる時間はもったいない!!
今回は、
オーディションに落ちまくったからこそ分かった!
受かる確率をあげる考え方
オーディションの選考基準ってなんなのか?
では、私たちはどうしたらいいのか?
についてまとめました。
オーディションになかなか受からず「どうしたらいいんだ?」と、迷宮入り…
解決策が分からず、前に進めずにいる人に、ぜひ読んでもらいたいです。
これからの参考にしてみてください♪
※今回は事務所所属のためのというより、舞台、CM、ドラマ、映画など「役」が決まっている場合のオーディション中心のお話になります。
事務所所属の場合も、当てはまる部分はあるとは思いますが…
その場合は、参考程度に見てみてください♪
なぜあなたはそのオーディションに落ちたのか?
選ぶ側は何を見ているのか?
「なぜ落ちたのか?」
それが分かれば苦労しないよ!!って感じですよね(^^;)
私は、ある監督のお話を聞くまで、
「自分が落ちた理由は、私自身にまだ魅力が足りないからだ!」
「演技力が足りないからだ!」
とオーディションに落ちるたびに凹んでいました。
「私が足りないからダメなんだ!」って思って、まるで自分を否定された気持ちになってしまう。
もちろん実力不足で落ちたこともありますが、手ごたえがあるのに落ちることもありました。
だから、受かったオーディションがいくつかあっても、「なんで私だったんだろう?」と不思議だらけでした(笑)
落ちた理由も、受かった理由も分からない。
まさに迷宮入りで、どうすればいいのか分からなくなっていたんですね。
それに対して監督の答えはこうでした。
演技が上手い、人当たりが良い、可愛い、イケメン、そんなことだけでは選んでない!
求めている役の、
見た目
話し方
演技
(台本を読み込んで準備してきているか?など)
役に合っているか?
さらに、作品全体を見て
他の役とのバランスはとれているか?
主役タイプか脇役タイプか?
など多くのことを判断材料にして、合格不合格を決めているんです。
バランスというのは、主役のA子さんが決まっている場合、相手役のB太君を決めるとします。
まずは候補の、C太くん。
C太くんは、演技も上手だし、雰囲気も悪くないな~。
次の候補のD太くん。
D太くんは、演技はちょっと粗削りだけど、まあイメージは合ってるかもなぁ。
個人で見たら、C太君の方が演技も安定してていて有利かな?
でも、A子さんと並んだ時の感じや、その他の登場人物とでバランス(年齢差、身長、見た目など)をとると、C太君だとバランスが崩れちゃうな…
う~ん、今回の役は…
D太くんで!!
みたいに。
演技が上手いから絶対に受かるというわけではないんです。
周りとのバランスなど、いろんなことを加味して決まっていきます。
監督が言うには「すごくいいな~!」とオーディションで思った子がいたとします。
でも、その作品では、ハマらなくて、不合格になることって普通にあるそうです。
「でも、その時に印象に残った役者さんは、覚えているし、また別の役で声をかけようかな?なんてことも、よくあることだよ」
とのことなので、腐らずに、一生懸命オーディションで頑張ることは、意味のあることですよ!
まるでジグソーパズルのピースを探すような感じですよね。
色んな要因が絡まりあって「役」が決まっていくわけなので、
「こうしたら絶対にオーディションに受かります!」
という魔法みたいな方法はありません。
ただし、オーディションに受かる確率を上げていくことは可能です!
それはどんな方法かというと?
オーディションに受かる確率を上げるための考え方
100%受かることはできなくても、私なりに考えて行きついた、
「受かる確率を上げるための考え方3つ」
を紹介します。
①分母を増やす
あたりまえですが「オーディションに受からない~!」って言ってる人のほとんどが、受けてるオーディションの数が少ないです。
「10~20本受けて1本合格したらスゴイ!」と言われている世界です。
仮に、10本受けて1本受かるという計算だとしたら…
1カ月に1本づつしか受けていない人は?
1年で1本の作品にしか関われません。
1カ月に5本受けたらどうでしょうか?
2カ月に1本は受かって、
1年で6本の作品に関われます。
こんな単純計算ではもちろんいきませんが、確率を上げるには分母を増やすことが確実ですし、やろうと思えばみんなできることですよね?
②常にオーディションでベストを出せるようにしておく
オーディションで、毎回ベストを出せる人って少ないんじゃないでしょうか?
私は、いつもオーディションが終わってから、
「もうちょっとやれたかもしれない…」と反省会をしています(笑)
オーディションという緊張する空間の中で、実力の半分くらいしか結果が出せないってことは普通にありますよね。
そして、もうその時点で負けてますよね(^^;)
オーディションに受かる確率を上げるには、
「勝負どころで、常にベストを出せる自分」
を作り上げておくことが大切です。
具体的には、
オーディションをたくさん受けて、オーディションの環境になれる
事前準備(イメトレ、台本の読み込みなど)をしっかりして、自信をもって挑む
などになるかと思います。
③演技力を磨く
「いくら演技がうまくても、イメージに合わなければ落ちちゃうってさっき言ってたじゃん」
「じゃあ、演技力を磨いても意味ないんじゃないの?」
と思う人もいるかもしれませんが、だからといって演技力を高めなくていいというわけではありません。
その監督も言っていましたが、
演技ができることは大前提!!
です。
そして、日々、演技の訓練をしていることで役の引き出しは増えます。
できる役の幅が広がれば、オーディションでハマる役の幅も広がりますよね?
またオーディションでは「じゃあ、次は別パターンで」と言われることも結構あります。
その時の対応力は、演技力に比例してくると私は考えます。
(日頃から訓練してない人は、別パターンといわれると、パニックになって上手くいかなかったり、結局変わってなかったりと、演技力の差が明らか出ます)
それに、日々訓練していれば、自信もつくので、人前で演技をすることもあまり緊張しなくなります。
緊張も減れば、本来の力も出しやすくなって、オーディションに受かる確率もアップ します(^-^)
毎回オーディションで実力が出せない
思ったとおりに演技ができない
という方は、おそらく日頃の準備不足が原因です。
人前で演技をすることに抵抗がある人は、まずはワークショップなどに参加して慣れることから始めましょう。
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オーディションでいつも緊張しちゃうなら、オーディションをたくさん受けて、オーディションの空気に慣れましょう。
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まとめ
結局、オーディションって「人との出会い、縁」なんですよね。
そこに対して役者ができることって、
オーディションの数を増やして、出会える確率を上げる
毎回ベストを尽くせるように日頃から訓練をする
そのためには、常に演技力を磨くことが大切
こんな地道なことをコツコツやっていくしかないんだと思います。
え~!結局そんな当たり前のこと?
と思うかもしれません。
でも、その当たり前すら行動に移していない、役者志望の人は大勢いると思いますよ?
自分のやるべきことが明確に見えたなら、もうオーディションに落ちるたびに、
「何がいけなかったんだ?」
「自分に魅力がないんじゃないかな?」
なんて、凹んだり、悩んだりする必要はないですよね?
「自分は、今回の役に合わなかっただけ!」
「次の出会いが自分にピッタリの役かもしれない!」
「なら、その出会いのために今できる準備をしよう 」
そう切り替えて、無駄に悩む時間を無くしましょう!!
行動あるのみです(^-^)
それでも凹んだ時には「前向きになれる言葉」を読んで、立ち上がってください♪
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・【前向きになれる言葉】オーディションに落ちた時、受からない時に。
私も、日々訓練中です!
ともに頑張りましょ~!!
最後まで読んでいただき
ありがとうございます
これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします♥
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