だから売れない?撮影現場で感じた俳優のNG行動5つ

だから売れない?撮影現場で感じた俳優のNG行動5つ

こんにちは、役者&ブロガーのシカ子です。

今回は、

 icon-check 撮影現場で感じた、俳優のNG行動5つ

をまとめてみました。

 

というのも、先日とある撮影現場で、色々な俳優さんとお芝居をする機会があったんです。

有名な俳優さんがいるわけではなかったのですが、それなりに芸歴が長い俳優さんもいましたし、お芝居が上手な方もいました(^-^)

 

そんな中で、私がふと感じたのは

「俳優としてリピートされる人と、されない人の違い」

です。

 

俳優のお仕事って

「またこの人と一緒に作品を作りたいな」

「また機会があればお願いしたいな」

と思ってもらい繋がっていくことが重要なお仕事です。

そうやって、少しづつ仕事が増えていくんだと思っています。

 

そこで実際に、撮影現場で私が感じた

「こういう人とは、また仕事したいとは思わないな~ icon-meh-o 」

という俳優のNG行動を見つけたので紹介しようと思いました!

 

個人的な意見ではありますが参考になればと思います(^-^)




俳優のNG行動5つ

①時間にルーズ

 

俳優だけに限りませんが、遅刻は絶対NGです。

撮影は、自分だけでなく、スタッフさん、他の出演者も含め、みんなで作り上げていくものです。

1人が遅刻することで、大勢の人が待ちの状態になってしまう可能性だってあります。

 

遅刻だけではなく、

・移動の時にダラダラ歩く

・着替えに異様に時間がかかる

・トイレ、喫煙所から何十分も帰ってこない…

などなど。

「あれ、○○さんはどこに行きました?」なんてことになると、どんどん撮影がおしていきます(^^;)

 

撮影は、ただでさえ時間がカツカツの状態で進行しています。

少しでもスムーズに撮影ができるように、俳優も協力することがチームとしての思いやりだと思います。

 

②カットがかかっていないのに自分で止める

 

基本的に役者は、台詞を間違えても、噛んでしまったとしても「カット」がかかるまで芝居を続けます。

でもたまにいるんですよね…。

自分の都合で芝居を止めちゃう人(^^;)

これは監督によってはすごく怒る人もいますし、現場ではよく思われない行為です。

 

映像は、編集ができるので、少しミスっても編集で何とかなる場合もあります。

自分以外の人をメインで撮っている時は、自分が少し間違えたとしても、そこは使わない可能性だってあります。

 

現場では、監督判断でカットがかかります。

役者の判断で勝手に芝居を止めるのは絶対NGですよ~!!

 

③監督、ADさんの指示を聞いていない

 

指示を聞いてない人なんているの?と思うかもしれませんが、いるんですよね~(^^;)

 

 icon-check-circle 「合図出すので、そしたら歩いてきてください」って言われたのに、合図を待たずに歩きだしちゃったり。

 icon-check-circle 「テストではまだ実際に食べないでくださいね」といわれた消えものを、テストで食べちゃったり。

 icon-check-circle 「~の台詞から下さい」って言われたのに、違うところから始めちゃったり。

 

「指示を聞いてなかった」という、凡ミスで何テイクも撮り直してたら、時間がいくらあっても足りない!!

もはや、演技以前の問題ですね…。

 

④とにかく受け身で、自分で考えない

いわゆる、指示待ち人間の役者さんですね。

俳優の仕事は

「脚本(台本)を読んで、それに沿って自分なりのエッセンスを加えて表現していくこと」

だと私は考えています。

役の大きい小さいは関係なく、自分なりにプランをもって現場に入るべきだと思います。

 

例えば、台本に

「暑い夏の日のオフィスで働く社員たち icon-sun-o 

と書かれています。

 

そのシーンの撮影の時に、監督から指示がなくても、

 icon-check-circle 汗をぬぐいながら資料を作る

 icon-check-circle ネクタイを緩めながら同僚と話す

 icon-check-circle うちわや手であおぐ仕草をする

 

こういったお芝居をしたら

「あ、このシーンのためにちゃんと考えてきてくれたな」

ってなりますよね。

 

でも、テストの時に本当に何もしない役者さんっているんですよね。

そこで監督が

「こんなシーンなので、こうゆう動きをして下さい」

と指示をしないといけません。

結果、指示がないと動かない(動けない?)俳優さんは、いちいち時間がかかります。

 

あなたが監督なら、そんな俳優さんにまたお願いしようかなという気持ちになりますか?

 

④セリフを覚えてきていない

 

セリフを覚えるのは役者として最低限の仕事です。

セリフが出てこなくて、何テイクも撮り直すというのは、とにかく現場がピリピリしてしまいます(^^;)

そのピリピリでさらにセリフが出てこないという悪循環(笑)

 

私が立ち会った現場で、俳優さんがセリフを言えずに、40テイクくらい重ねてたことがありました。

その時の現場の空気はピリピリを通り越して、冷え切っていました(笑)

 

とある監督が

「撮影現場はとにかく時間がない。
ちょっと芝居が微妙だったとしても、なんとかOKはだせる。
でも台詞を覚えていなかったら、OKが出せなくて進まない。
セリフを覚えていないことで現場が進まなくなるのは、一番困るんだよね。」

と言っていました。

セリフを覚えるのは役者の最低限の仕事だと心得ましょう!

 

まとめ

以上、今回は「撮影現場で感じた、俳優のNG行動5つ」についてまとめてみました。

今回紹介したのは、最低限のことかもしれません。

当たり前のことで「そんなことする人いるの?」と思う人もいるかもしれませんが、いるんですよね、これが(^^;)

 

こちらの記事
役者で食べていける人って、どんな人?キャスティングさんに聞いてみた!
でも書いていますが、作品はみんなで作り上げていくものです。

 

当たり前のことを当たり前にできるように!

芸能界は特別な世界だと勘違いしている人もいますが、社会人として当たり前のことをして、信頼関係が生まれることで、リピートに繋がります。

 

1つのチームだという意識をもって、俳優として、ちゃんとお仕事をしていきましょう~!!

 

 icon-comments あわせて読みたい

役者で食べていける人って、どんな人?キャスティングさんに聞いてみた!

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございます

これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします

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