映画「スタンド・バイ・ミー」あらすじ感想。10年おきに見直したい人生の映画

こんにちは、役者&ブロガーのシカ子です。
今回は、映画「スタンド・バイ・ミー」の個人的レビューを書いていこうと思います。
名作映画と言われているこの作品。
なんとな~く子供のころに観た記憶があったんだけど、大人になってからは一度も観ていませんでした。
子供のころの記憶は
「線路を歩いていく冒険映画」
だったんですね。
でも今になってみてみると

これは、冒険映画なんてそんなものじゃなかった!
子供向けのイメージあったけど、むしろ大人向けの映画じゃないか!
ふ・・・深い。
という感想にたどりつきました(笑)
個人の感想ではありますが、ざっくばらんに素直な想いで書いていこうと思います♪
「スタンド・バイ・ミー」
個人的評価: 4/5
「10年おきに観たい、いや観るべき人生の映画」
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作品情報
【1987年公開/アメリカ/84分】
・監督 ロブ・ライナー
・原作 スティーヴン・キング
あらすじ
作家ゴーディ・ラチャンスが、遠い昔を思い起こすきっかけになったのは、ある新聞に書かれた記事だった。
「弁護士クリス・チャンバース刺殺される」―。
時はゴーディが12歳の頃に遡る。
舞台はオレゴン州の小さな田舎町キャッスルロック。
ゴーディ、クリス、テディ、ヴァーンの4人は、家庭環境や個性も違うが、ウマが合いつるんでいる4人組だった。
ある日、バーンが、ここ数日、行方不明になって話題となっている少年が、30キロ先の森の奥で列車にはねられ、放置されているという噂を聞きつける。
「死体を見つければ英雄になれる!」
4人は、長いようで短い、死体探しの旅に出る・・・。
登場人物
引用元:映画.com
- ゴーディ・ランチャス(ウィル・ウィートン )
- クリス・チェンバース(リヴァー・フェニックス)
- テディ・デュチャンプ(コリー・フェルドマン)
- ヴァーン・テシオ(ジェリー・オコネル)
- 作家(リチャード・ドレイファス)
- エース・メリル(キーファー・サザーランド)
- デニー・ラチャンス(ジョン・キューザック)
ネタバレあり感想
引用元:シネマトゥデイ
↓以下ネタバレ含みますのでご注意ください↓
名言すぎる・・・「あの12歳の時のような友だちは、もうできない」
この作品を通して、自分の12歳を思い返してみました。
今と見えてる世界が全然違うんですよね。
同じものを見ているのに。
おんなじ人間なのに。
4人は、旅の中でちょくちょく意見の対立が起こります。
でも、喧嘩してもあっという間に仲直りしているんですよね。
本気で喧嘩してるけど、心の底では許しあっているんだなぁと思いました。
ね、いつからですかね~。
「この人マジでムリ。口もききたくない」と、本気で人を嫌いだ!と思うようになってしまうようになったのは。
逆に、衝突を避けて、表面上の付き合いだけで、言いたいことを言わなかったりするようになったのは。
そんなことを考えていたら
「あの頃みたいな友達って今いないなぁ…」
と、なんだか寂しい気持ちになりました(笑)
物語の最後「あの12歳の時のような友だちは、もうできない」という台詞は本当に名言です。
そんな切ない気持ちを持ちながらも、私達は「今、自分の人生」という線路を歩き続けていくんですね。
気になった点・考察
この映画、時間としては90分ない短い映画です。
それでも大きな旅をした気持ちになれるし「人生とは」「生きるとは」そんなことをじわじわと感じさせる映画なんですよね。
それには、いくつかの仕掛けがあると思います。
①12歳という年齢設定
大人なら12歳を経験したことがない人なんていませんよね?
だからこそ「あの頃の自分」を投影して観てしまうんだと思います。
子供の頃は、隣の地区に行くのも冒険だったし、ちょっと後ろめたい気持ちというか、悪いことしてる気持ちになったりしました。
学校の帰りに寄り道したり、通学路破っただけで「特別なこと」をしている気持ちになるあの感じです。
大人になった今となっては「そんな小さいこと」と感じるかもしれないけど、子供にとってはすごく大きなことだったんですよね。
そんな、懐かしいような、切ないような、何とも言えないノスタルジックな気分になります。
②根底に流れている「死」のにおい
これは、4人の少年の冒険物語ではありますが、物語の根底には「死」がずっと付きまとっています。
・死体を探しにいくという「死」
・冒頭に伝えられている「クリスの死」
4人が進めば進むほど、物語が進めば進むほど、根底にある「死」の存在が大きくなってって、なんかザワザワした気持ちになるんですよね。
「死」を根底に、子供たちの冒険を明るく描く。
そのバランスがものすごく絶妙に描かれていると感じます。
そしてラスト。
ベン・E・キングの「Stand by Me」の音楽で、ふわっと救われた気持ちになる。
計算しつくされていると思います。
③「線路」の象徴するもの
線路といえばスタンドバイミー。
スタンドバイミーといえば線路。
ってくらい、この作品の「線路」は象徴的ですよね。
線路の先にあるのは死体で、4人はある意味「死」に向かって進んでいるんですよね。
それってまるで人生と同じじゃないですか?
死に向かう線路の上を歩いているんです。
もう一つは「親の敷いたレール」という意味でも捉えることができると思います。
自分のことを思い返してみると、12歳ころまでって親が決めたレールに乗っかって過ごしてきた気がします。
幼稚園とかも、自分で決めたわけじゃないし、小学校も家の近くだからとか、親が決めた学校に通っていました。
でも中学進学にあたって「自分はどうしたいか?」が芽生えてくる年ごろですよね。
このままレールに沿って行くのか。
今引かれているレールから外れることはできるのか?
クリスの「僕はこの町の外に出られるのかな」っていう、子供ながらの葛藤はすごくよく分かりました。
本当に、子供って、大人が思っている以上に、親の影響を受けているんですよね。
それは4人の子供たちを見てすごく伝わってきました。
大人は悪気はないかもしれないけど、兄と比較されて劣等感を抱いたり。
親が精神的に壊れてしまったとしても、自分にとっては誇るべき親だったり。
自分に子供が生まれたら、改めてこの映画を観て、子供の目線を忘れないように愛情を注げる親になりたいです。
まとめ
以上、映画「スタンド・バイ・ミー」の感想でした。
12歳、22歳、32歳、42歳・・・
10年おきに観ると、また違った捉え方ができそうな、深~い映画でした。
これぞ不朽の名作と言われる所以ですね✨
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※本ページの情報は2020年5月時点のものです。
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最後まで読んでいただき
ありがとうございます
これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします♥
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