チケットノルマのさばき方!舞台の集客方法のコツ(メール・LINE編)

チケットノルマのさばき方!舞台の集客方法のコツ(メール・LINE編)

こんにちは、役者&ブロガーのシカ子です。

今回は、チケットノルマをさばくための

  icon-check 舞台の集客方法のコツ(メール・LINE編)

について紹介します✨

小劇場や劇団の役者さんの多くは、公演のたびに「チケットノルマ」があるのではないでしょうか?

また、ノルマがなくても、制作側では「だいたいこのくらいは集客してほしいな~」という期待値があります。

私が劇団の制作をしていた時は、

集客力のある役者=ファンがついている役者

と判断して、またお願いしたいなって思ったり、安心して出演をお願いできる気持ちもありました。

舞台のオーディションでは、集客力が判断材料になることもあるので、集客はとても大切です!

とはいっても、

宣伝するのって苦手なんだよな~ icon-tint 

宣伝メールって自分も嫌いだし・・・。

宣伝してるのに、返信率が悪い!

ドタキャンも多いし困ってるんだよな icon-tint 

という方も多いと思います。

そこで今回は、

 icon-check-circle 集客力のある役者さんに聞いた宣伝方法

 icon-check-circle 私の実体験

 icon-check-circle テレアポで学んだ「営業のテクニック」

をミックスさせて、舞台の集客に効果的なメールやLINEの送り方をまとめてみました✨

 

もちろん演技力も重要ですが、集客力(舞台の売り上げにどれだけ貢献できる人なのか)というのも、俳優を評価する一つの基準になることは間違いありません。

舞台もビジネスですから、売上が立たなければやっていけないので icon-tint 

 icon-asterisk 芝居もできて、集客力もある俳優さんは、制作側はリピートしてお願いしたくなります!

なので、何か1つでも「使えそうだな」と思ったら、参考に取り入れてみてください(^^♪

今回は「普段、頻繁に連絡を取り合っていない関係性の人」をターゲットにしたお話です。




舞台のチケットノルマのさばき方

舞台の集客でNGなメールの送り方4つ

まず大前提として、NGなメールの送り方をいくつか紹介します。

実際にこういったメールをもらうこともあるので(笑)

気を付けてください(^^;)

①みんなに一斉送信なのがバレバレ

よくある明らかに一斉送信のメールです。

しかも、挨拶文とかもなく情報だけを送ってくる人もいます icon-tint 

こういうメールは、私が行かなくても、他の人が行くでしょと思うし、一斉送信する程度の間柄か~、と思うので行く気をなくします。

グループLINEに投稿するのは、大勢に見てもらえるので良いとは思いますが、本当に来てほしければ個別LINEでフォローしないと、なかなか返信はもらえません。

みんな「自分あてのお誘い」だとは思わないので、スルーされる可能性は高くなります。

②公演情報が全く分からない

こんにちは。

今度舞台やります!

詳しくはこちらのHP見てください。

URL~//

みたいな、手抜きメールもNG!

自分でURLをクリックしなきゃいけないし「来てほしい!」感じが伝わらないですよね。

せめて、日時と場所くらいはパッと見て分かるようにしてくれないと。

興味がなければURLのクリックすらしないです。

気づいたら日程すぎてた・・・とか普通にあります icon-tint 

③本番の数日前にくる宣伝メール

これ、たまにありますよね~。

お久しぶりです!

実は、今週末に舞台に出ます。

よかったら観に来てください。

本番の数日前に知らされても、単純にスケジュール調整ができないことが多いです。

あと、ひねくれているかもしれないですが、

集客できてないから、最終手段で私に連絡してきたのかな?

なんて考えてしまします・・・。

だって、本当に観に来てほしかったら、そんなギリギリに宣伝しないですよね icon-tint 

④朝目覚めると届いている深夜の宣伝メール

たまに送られてくる深夜2時とか3時の丑三つ時メール・・・。

そもそも宣伝メールじゃなくても、深夜のメールとかLINEって非常識だと思うんですが icon-tint 

相手を起こしてしまう可能性があるとか、相手のことを考えられないのかな?と思ってしまいます。

(その人が深夜働いてたりして、昼間は寝てるから、あえて深夜に送るとかなら「逆に分かってるな!」となりますが・・・)

個人的には、どんなメールであれ、23時~24時以降は控えるようにしています。

仲のいい友達とかならいいですが、社会人とか、目上の人とかは気にする人はいると思います。

 

舞台の集客メール<基本の3ステップ>

メールの返信率を上げるには、一方的な宣伝メールを送るのではなく、ステップを踏んでいくことがポイントです。

忙しくてもこの3ステップを踏むことで、返信率はグッと上がりますので試してみて下さい✨

STEP1まずはジャブをうつ!

「近況確認・挨拶メール」

STEP2:日程が近くなったら・・・

「予定伺いメール」

STEP3:ドタキャンを防ぐ!

「前日確認メール」

STEP1:まずはジャブをうつ「近況確認・挨拶メール」

 icon-check-circle 時期:本番の1カ月~1カ月半前くらい

 icon-check-circle 営業の基本:いきなり自分の話(売り込み)をしないで相手の状況を確認する。

 icon-times よくあるメール(あと一歩!)

お久しぶりです!

今度舞台に出ることになったので、ぜひ見に来てください!

日程は***。

詳細は~~~~~です。

ご都合いかがですか?


う~ん・・・。

ちょうどその時期って、自分も仕事で忙しいんだよな~。

スケジュールまだ見えなから、どうですかって言われても、日程決められないなぁ。

後で連絡するか。

 icon-circle-o 良い例(ポイント解説付き)

○○さんお久しぶりです~! 

 icon-hand-o-right 相手の名前を出すことで「一斉送信じゃない感」を出す)

最近~の活動はどんな感じですか?

 icon-hand-o-right まず相手の状況、近況を確認する)

またお話聞かせてください(^^♪

ちなみに私は、今度舞台に出ることになりました!

○○さんの好きな**の話なので、楽しんでもらえるんじゃないかなと思っています。

 icon-hand-o-right 相手に合わせたトークを混ぜ込む)

 icon-hand-o-right 他の例:今回は○○さんの好きなコメディです/共通の知り合いも出演します/今回は前回と全く違う役柄に挑戦してますなど)

お忙しいかとは思いますが、もしスケジュールが合えば、見に来てください。

 icon-hand-o-right 気遣い大事!)

一応、詳細送らせてもらいます(^^♪

 icon-hand-o-right 「一応」というのがポイント)

またご飯でも食べに行きましょう~!

 icon-hand-o-right 舞台観に来れなかったとしても「また会いたいですね」と伝えることで宣伝感が減る)

<詳細>

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

色々細かくポイントをちりばめましたが、このメールの段階では「いつ来れますか?」と聞かれていないので、受け取った方も返信がしやすいですよね。

現状報告をかねて、普通に返事ができます。


久しぶり~!

元気してる?

最近は○○の活動も軌道に乗ってきて、結構忙しいんだよね。

でも**なら興味あるな~。

行けそうなら調整してみるよ!

みたいな感じで(^^)/

また、現状確認メールを送ると、この時点で「来れそうか?」「無理そうか?」をざっくり判断できるのもポイントです✨

ケース①:日時確定

「*日なら行けそう!」

ケース②:まだスケジュール微妙

「調整してみる!また連絡するね!」

ケース③:すでに予定あり

「その日程はどうしても行けないんだ!」

ケース④:返信なし。来る見込み薄い。

ケース①③は、行ける、行けないが明確にわかるので、この後のSTEP2のメールは不要になります。

④は、メールの返信すらなければ、舞台に来てくれる可能性も薄いなと分かるので、見込みから外します。

STEP2:スケジュールが未定だった人に対しての「予定伺いメール」

STEP2では、最初のメールを送ったときに、一番多いであろう

 icon-check-circle スケジュール調整してみるね!

 icon-check-circle 近くなったら連絡するね。

 icon-check-circle まだ予定が分からないんだ・・・。

など、予定が未定だった人に改めて連絡をしてみます。

 icon-check-circle 時期:だいたい2週間~10日前くらい。

 icon-check-circle 営業の基本:「あなたに」という特別感。場合によっては「舞台+α」の価値をつけて一押しする。

○○さん、こんにちは。

前にお伝えした舞台ですが、本番が近づいてきました!

いい感じに仕上がってきてぜひ○○さんに見てほしいな~と思います♪

 icon-hand-o-right あなたに見てほしい)

ちなみに**日は△△さんたちが来てくれるっぽいです。

良かったら久しぶりに公演後**メンバーで飲みませんか?

 icon-hand-o-right 舞台+αの付加価値を付ける

 icon-hand-o-right 他の例:よかったら演出の○○さんも紹介します/初日打ち上げがあるので良かった飲んでいってくださいなど)

もう一度詳細送らせてもらいます(^^)

 icon-hand-o-right 過去のメールとかLINEをさかのぼるのは面倒なので、こうしてくれると助かる)

チケットは連絡いただければ取り置きしておきます♪

お返事お待ちしています!

 icon-hand-o-right ここではちゃんと「お返事待ってます」を伝えること)

私は、STEP1でメールの返信がなかった人にも一応同じような内容で送るようにしています。

それでも返信がなければ、それ以上は追いかけません。

「もうちょっと待って!」と言われたら、本番の1週間~数日前にもう一度連絡をするようにしましょう(^^)

STEP3:ドタキャンを防ぐ「前日確認メール」

STEP2までは、予定を決めるためのメールでしたが、最後は当日のキャンセルを防ぐためのメールです。

だいたい当日は、

「キャンセル」「時間を間違えて間に合わない」

などのトラブルがあります icon-tint 

やむを得ない事情の場合は仕方ないですが、なるべく多くの人に見てほしいですよね?

私の経験上「前日確認メール」をするだけで、ドタキャン、時間間違えなどを防ぐことができるので、効果大です!

 icon-check-circle 時期:当日ではなく、できれば前日。

 icon-check-circle 営業の基本:前日のリマインドは必須!

○○さんへ

明日**時から「○○公演」のご予約ありがとうございます。

開演時間は**時。

開場は30分前です。

劇場は○○駅より徒歩**分です。

住所:~~

 icon-hand-o-right 住所はマップで調べる際にあると親切です)

地図 or 道順の説明

チケットは受付で取り置きしています。

明日はお会いできるのを楽しみにしています!

こんな感じで送って、うっかり忘れやドタキャンをなるべく減らしましょう!

ちょっとしたひと手間ですが、ドタキャンは確実に減ります。

また、当日だと自分も本番前でバタバタしてしまうので、前日の方が心に余裕をもってメールを送れます(^-^)

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は舞台の集客方法のコツ(メール・LINE編)について、私なりにまとめてみました。

お客さんは、貴重な時間を調整して見に来てくれます!

だからこそ、時間を作ってくれる人には、私達も適当な宣伝メールを送るのではなく、誠意を込めて対応していかなきゃいけないと思います。

 icon-check-circle 舞台の前にしか連絡してこないな。

 icon-check-circle こっちの事情も気にせず、一方的だな。

そんな印象になると、役者が損をしちゃいます。

ちょっとした気遣いや、相手の立場に立ったメールで集客も変わってきます

 

最初にも言いましたが・・・

 icon-asterisk 芝居もできて、集客力もある俳優さんは、制作側はリピートしてお願いしたくなります!

集客力があることは、自分の仕事を増やしていくことにも繋がります✨

なにか1つでも参考になれば幸いです(^-^)

 

 icon-asterisk 番外編 icon-asterisk 

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最後まで読んでいただき
ありがとうございます

これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします

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