芸能事務所に所属したのに仕事がない?原因と解決策3つ
- 2018.07.21
- 2022.03.23
- 俳優のお悩み解決・お役立ちコラム
- 役者の悩み, 芸能事務所

こんにちは、役者&ブロガーのシカ子です。
今回は、
俳優事務所に所属したのに仕事がない?
原因と解決策3つ
についてまとめてみました。
やっぱり、役者同士で話していると

芸能事務所に所属したものの、仕事が無くてどうしたら良いのか分からない。

レッスンは行っているんだけど、一向に撮影の仕事がない
そんな話を聞くことがあります。
事務所に入っているのになぜ仕事がないのか?
一人で悩んでいては解決せずに時間だけが過ぎていきます。
実は私も、事務所に所属してはいるものの、一度も仕事がないまま、どうしたらいいか分からず、数年が過ぎていった過去があるんです・・・。
今考えたら、すごい無駄な時間でした
だからこそ、あなたには大切な時間を無駄にしてほしくありません!
原因と解決策を知ることで「何をすればいいのか?」が具体的に見えてくると思います✨
私なりの考えなので、これが全てではないと思いますが参考にしてみてください(^^)
事務所に所属したのに仕事がない?原因と解決策3つ
①そもそも事務所に仕事が回ってきていない
1つめの原因として考えられるのは「そもそも事務所に仕事が回ってきていない」ということです。
あなたの所属している事務所の先輩は仕事をしていますか?
所属俳優のプロフィールを見て、芸歴はちゃんとあるでしょうか?
もしも、先輩も全く仕事に行っていなかったり、芸歴がない場合は、事務所自体に仕事が回ってきていない可能性が高いです。
つまり、いくらそこで何年も頑張ったとしても、先輩同様、仕事は無いままです。
また、事務所の仕事がない=営業力がないという事でもあります。
社長が普段何をしているのか?
マネージャーは何をしているのか?
その辺りをさりげなくリサーチしてみましょう。
芸能事務所は、俳優の出演料の何割かを「マネージメント料」として受け取って経営をしています。
所属俳優に仕事がなければ、社長やマネージャーも収入がないはずです。
そういう事務所は、
「所属者だけを増やして登録料やレッスン料で事務所を運営している」
というケースもあります。
「自分の所属している事務所の経営体制はどうなっているのか?」しっかり見極めることが大切です。
解決策
そもそも、事務所に仕事がない場合の解決策は「事務所を辞める」しかありません。
厳しい言い方かもしれませんが、仕事のない事務所に何年も所属していても、時間とお金の無駄ではないでしょうか?
仕事のない事務所に依存して「いつか仕事が来るかも!」と待ち続けるよりも、新しい事務所を探してオーディションを受けてみるとか、フリーになって、自分の力で舞台に立ったり、作品のオーディションを受けたりした方が未来は明るいと思います✨
そうやって、経験や人脈を増やしていくことで、ふとした時に自分にとってベストな事務所との出会いがあったりしますよ(^-^)
オーディション情報はこちら
②仕事があっても案件に資料を出してくれていない

先輩や、周りの人たちは撮影に行っているのに、自分は全然呼ばれない。
その場合は、事務所側で書類選考のプロフィールを出してくれていない可能性があります。
考えられる原因はいくつかあります。
マネージャーがまだ現場には行かせられないと判断している場合
日頃の態度、演技力など、まだ現場に行かせるのが心配だったりする場合。
遅刻をしたり、現場の空気を悪くしたり、演技ができなすぎたり・・・。
こういったトラブルを起こすと、事務所側にクレームが入ることがあります。
そうすると、他の俳優も次回から使ってもらえなくなる可能性だってあります
お互いの信頼関係がちゃんと築けているかが重要です。
出せる案件が限られるキャラクターの場合(個性的すぎるなど)
募集条件に当てはまりにくい場合は、当然提出できる資料の量も少なくなります。
例えば「髪の毛は黒髪」という条件がある案件って結構多いです。
なので、茶髪や奇抜な髪型だと、出せる案件が自体が少なくなったりします。
NGの日程が多くスケジュール調整が出来ない場合
撮影のスケジュールは、ざっくりとした日程しか決まっていないことが多いです。
例えば、
・「10日~15日のうちどこか3日で撮影します。」
・「オーディションは○日で、撮影は〇日~〇日のどこかになります。」
・「10日~13日の3日間の撮影で、全日参加可能な方のみ募集」
のような感じです。
そもそも、そこのスケジュールをしっかり確保してくれる俳優でないと、事務所側は書類を出せないですよね?
資料を出して、いざ決まったのに「バイトが休めないので~。」「ちょっとその日は空いてないです。」なんて言われたら困っちゃうので
なので、NG日程が多い場合は、出せる資料も少なくなってしまいます。
これ以外にもありますが、何らかの理由で事務所側が「この人は資料を出しにくいな」と判断されている場合には、仕事は限られてしまいます。
解決策
資料を出してもらえない原因は何なのかを知ることが一番です。
敬語が使えない、遅刻ばかりする、まだまだ演技力がついていない、バイト優先しているなど。
心当たりがあるものはないですか?
もしもあればすぐに直しましょう!
この時に大切なのは、事務所に行ってマネージャーさんと相談しながら解決していくことです。
事務所に所属したけど、マネージャーさんとコミュニケーションを全くとっていない俳優さんも結構多いです。
あなたがマネージャーなら、
日頃からコミュニケーションをとっていて信頼できる俳優
あまり話したことがなく人間性がよくわからない俳優
どちらを安心して現場に行かせることができるでしょうか?
答えは明確ですよね。
特に所属したての頃は、マネージャーさんとのコミュニケーションは大切にしましょう。
最近はどんな仕事の案件が多いのか?
どうすれば現場に行かせられる人材になるのか?
仕事を増やすために身に付けた方がいい特技やスキルなどはあるのか?
受け身ではなく、積極的にコミュニケーションをとって、信頼関係を築くことが大切です(^^)
③資料は出しているが書類選考で落ちている
事務所のマネージャーとの信頼関係が築けていて、資料も出してくれているはずなのに・・・
仕事がない
そのような場合も多々あります。
書類選考の時点で落ちてしまっているのが主な原因だと思います。
求められるキャラクターに合っていない
プロフィール写真が悪い
芸歴が少なすぎる
などがあります。
解決策
映像の仕事の第一段階は、ほとんどが書類選考です。
その書類が通らないのは「写真」や「プロフィール」に問題があるので、そこを解決しましょう。
特に書類選考では「宣材写真が命」です。
なぜかというと、書類選考では、
❶ まず、写真をパラパラっと見て気になった人を残す(だいたい数秒)
❷ そのあと、残った書類の中でプロフィールを簡単にチェックする
という流れなんだとか。
実際にオーディションに携わっている方に聞きました!
なので、いつも書類選考で落ちてしまう人は、宣材写真の見直しをしてみるのもありかもしれません。
「写真を変えたらオーディションに通るようになった✨」というのはよくある話ですよ(^-^)
余裕があればマネージャーさんに
「自分の年代だとどんな役の案件が多いのか?」
なども聞いてみると良いと思います。

最近はお母さん役の募集も多いから、お母さんっぽい写真もあったらいいかもね。
と、自分だけだと気づけない提案もしてくれる可能性があります(^-^)
また、プロフィールに書けるような芸歴がない場合は、小劇場でも、自主映画でも、なんでも経験してみて、芸歴を増やすしかないですね。
こればっかりは、近道はありません(^^;)
印象に残る宣材写真を撮るコツはこちら
まとめ
今回は「俳優事務所に所属したのに仕事がない時の原因と解決策」について、まとめてみました。
よく勘違いしている人が多いのですが、芸能事務所に所属したからといって、すぐに仕事があるわけではなく、そこからがスタートになります。

事務所が全然仕事回してくれなくてさ~。
と文句を言ってるだけだったり

待っていればいつか仕事を貰えるはず!
と受け身でいるのは、
時間がもったいない!!
仕事がくる仕組みを知って、そこに具体的にどうアプローチしていけばいいかを考えて、自ら行動していく!!
そうやって、行動を積み重ねていくことで、未来は開けてきます!
そして、自分一人で悩んだり考えていては、答えの出ないこともあるので、社長やマネージャーとのコミュニケーションを大切に、信頼関係を築いていくことが重要です✨
頑張りましょう!!
最後まで読んでいただき
ありがとうございます
これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします♥
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