「役者はバイトしない方が売れる」というのは事実?バイトをしないとどうなる?【体験談】

「役者はバイトしない方が売れる」というのは事実?バイトをしないとどうなる?【体験談】

こんにちは、役者&ブロガーのシカ子です。

今回は、役者を目指す方、役者の卵に向けて

 icon-check バイトをしてたら役者は売れない?

という、都市伝説的な部分に切り込んでいきたいと思います。

この記事を読んで欲しいのはこんな人

 icon-check-circle これから役者を目指す人、役者の卵

 icon-check-circle 夢も生活もしっかり両立させたい人

 icon-check-circle 役者のバイトに悩んでる人

今回のまとめは、あくまで私の考え、体験談なので、個人差はあるかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです(^-^)




「役者はバイトをしない方が売れる」というのは本当か?

よく、ネットや芸能人の下積みエピソードでは、


役者として売れたいなら、バイトはしてはいけない。


思い切ってバイトを辞めたら、役者としての仕事が来るようになった✨

などの武勇伝が描かれていますよね?

もちろん、その人達はそうだったのかもしれません。

 

過去にシカ子も、影響されてバイトを全部辞めてみた時期もありました。

「バイトを辞めたら流れが変わるかも!!」

と思っての決断です。

 

結果どうなったかというと・・・?

「お金がなくて、役者を続けられないかも icon-tint 」

というところまで追い込まれてしまいました・・・。

役者としての仕事を増やしたいと思って、バイトを辞めたのに、芝居が続けられなくなるなんて、本末転倒ですよね(笑)

 

その体験から、私がお伝えしたいのは

始めのうちは、うまくバイトを利用しながら生活しつつ、役者の夢を最優先で追えばいい!

ということです。

皆さんには、私のような失敗をしないで欲しいので、体験談をもとにお伝えしたいと思います。

 

役者の卵はバイトをするなと言われる理由は?

そもそも、どうして「役者はバイトをしていると売れない」と言われているのでしょうか?

私なりの考えをまとめてみました。

①バイトで生活できるので、芝居で稼ごうという情熱がなくなる

バイトでお金を稼いでいるうちは、とりあえずの生活ができるので、危機感を持てないということがあります。

バイトを辞めて収入がなくなれば、背水の陣です。

「芝居でどうやって稼ぐか?」を本気で考えて行動するようになるので、結果的に売れるという考え方です。

②バイトのスケジュール優先になってしまい、オーディションや撮影などのチャンスを逃してしまう

オーディションや撮影の案件は、突然決まることが多いです。

その結果、バイトが休めず、せっかくのチャンスを逃してしまうということは考えられます。

また「バイトが休めないので・・・ icon-tint 」という言葉を使った時点で「バイトの方が大切なんだね」と思われて、次の仕事をふってもらえなく可能性もありえます。

③バイトばかりの毎日で、芝居にかける時間を確保していない。

生活費を稼ぐため、一日の大半をバイトに費やすことで、芝居の時間が確保できなくなってしまうということがあげられます。

よって、役者としての自己鍛錬をしていない、ただのフリーターなのに「役者やってます!」という自称役者の人も大勢いますよね(^^;)

④バイトは、時間の切り売りなので、将来に繋がらない

所詮バイトなので、何年続けていても、大幅なスキルアップは見込めなかったり、スキルアップしても時給は大して上がらないのでもったいない、ということもあげられます。

確かに、社員になれば給料も年々アップして、ボーナスもあるので、同じ年数続けているバイトと社員では、収入が大きく変わってきます。

 

このように、私も、実際その通りだよな〜と感じる部分はあります。

だからと言って、昔の私みたいに、


バイトを辞めて、やりたい事に熱中すれば、きっと成功できるはず✨

と短絡的にバイトを辞めてしまわないで欲しいです。

 

バイトを辞めていい条件をあげるとしたら

 icon-check-circle 最低半年は働かなくても大丈夫な貯金がある人

 icon-check-circle バイトをしなくても別口で生活するための収入がある人

 icon-check-circle 既に、監督やプロデューサー、キャスティングなどと繋がりがあり、自分で営業能力がある人、仕事がもらえてる人

つまり、生活費を確保できる力を持っている方は、バイトを辞めても大丈夫かと思います。

すごい当たり前のことかもしれないですが(^_^;)

若いうちは「お金は後からついてくる!」なんて、楽観的に考えがちな気がするので、一旦冷静になってみてくださいね。

 

役者がバイトを辞めない方がいい3つの理由

①俳優のギャラは3ヶ月後〜が普通

大抵、役者のギャラは3ヶ月後とかにもらえることが多いです。

フリーなら、その日に現金で貰ったり、請求書を出して、次の月に振り込みとかはありますが、事務所に入っていれば3ヶ月後か、それより後になるのが普通です。

「それまでどうやって生活する?」って感じですよね icon-tint 

 

②お金がなければ自己投資ができない

本当にお金がないとどうなるのかというと??

生活するのに必死で、自己投資ができなくなる

ということが起こります。

 icon-check-circle オーディションの服が買えない

 icon-check-circle 舞台や映画が見に行けない

 icon-check-circle 習い事、ワークショップに行けない

 icon-check-circle 人と繋がりたいと思っても、飲み会にも参加できない

これじゃあ、引きこもりになってしまうだけですよね icon-tint 

バイトを辞めた意味がなくなります。

過去に、交通費がないので出歩けないという人がいて、意味ないなーと思いました・・・。

 

③役者の夢を叶えるのは長距離戦

私が、芝居を続けていて感じることは、大きな作品やオーディションなどで大抜擢されない限り、役者の夢を叶えるのは長距離戦だということです。

良い事務所に入ったとしても、それですぐに食べていけるわけではないし、毎日仕事があるわけでもないのが現実です。

小さな下積みを重ねる中で、チャンスを待っている役者さんは大勢います。

「夢を叶えるのは長距離戦」と考えた時に、収入がない時期が続くのは、自分の首を絞めることになるのではないでしょうか?

 

役者の卵がバイトを辞めずにするべきこと3つ

では、実際にバイトを辞めずに、バイトのデメリットをなるべく減らす方法、そして芝居を最優先する方法を考えます。

STEP1:1ヶ月の生活に必要なお金を計算する

まず、生活するのに必要なお金を計算しましょう。

そして、最低いくら稼げば生活できるのか?

具体的に知ることから始まります。

ついでに、節約できる部分がないかも検討しなおしましょう(^^)

 icon-asterisk 例えば・・・

毎月の生活費を、今より2万円抑えることができれば?

1日1万バイトで稼いでいる人なら、月に2日分はバイトしなくていい日が増えますよね?

たった2日だと思っていても、

1年では24日になります!!

24日間を自己投資の時間に使えるとしたら?

やりたいこと、できることは色々ありそうです✨

 

 icon-comments 家賃、食費などの節約方法はこちら

 

STEP2:融通のきく収入口(バイト)を探す

だいたい必要なお金が分かったら、芝居をなるべく優先できるバイトや、収入口を見つけましょう!

 icon-check-circle 昼間に稽古やレッスンがあるなら、早朝や夜のバイト

 icon-check-circle 突然オーディションや撮影が入るなら、融通のききやすいコールセンター

などなど、自分の状況に合わせた仕事を探しましょう(^^)

 

ここで1番大切なのは、

どんな時にも芝居を最優先できるバイトを探すこと!!

バイトで稽古に行けない、撮影やオーディションに行けないということには、絶対ならないようにしましょう。

 

そんなバイトどうやって探すの?

という方に。

融通の利くバイト探しについては、別の記事で詳しくまとめているので参考にどうぞ。

 icon-comments 役者向けのバイトの探し方

 

STEP3:生産性を高めて、空いた時間に集中して芝居に費やす

バイトをしつつ、芝居の時間を増やすには、メリハリをつけて生産性を高めていくことが重要です。

例えばこんな感じです。

 icon-check-circle 残業しないように時間内に仕事を終わらせる

 icon-check-circle バイトが終わってから、休憩室でダラダラ話していたりせずに、パッと帰って、自分の時間を確保する

 icon-check-circle 日給で、仕事が終わり次第帰って良い場合は、いかに早く終わらせるか考える

 icon-check-circle 近場のバイトにして、通勤時間を浮かせて芝居の時間を増やす

 icon-check-circle 電車内では本を読んだり、映画をみたりするなど、芝居に費やす時間を増やす

人間は、限られた時間の方が集中力が増します。

「時間が欲しいー!」と言いつつ、1日休みだと、結局なにもせずに終わることとかありませんか?

私はたまにあります(笑)

生産性を高めて、時間を確保する。

その時間をしっかり芝居にあてる。

これを意識していくのが大切だと思います。

 

こういったサイクルができてくれば、最低限の生活費を稼いで、浮いたお金や時間を自己投資に回して、役者として成長していくことができるのではないでしょうか?

少なくとも、お金が無いという理由で、夢を諦めることはななくなります。

これって精神衛生上も良いと思うんですね✨

 

もちろん、お金の稼ぎ方はバイトじゃなくてもいいと思います。

自分の特技がある人は、それでお金を稼いぐのもおすすめです(^-^)

ただ、それだけで生活できるようになるには、やっぱり時間もお金もかかるし・・・。

結局、軌道に乗るまではバイトは必要です icon-tint 

始めのうちは、うまくバイトを利用しながら生活しつつ、役者の夢を最優先で追えばいい!

これが私の結論になります。

 

まとめ

今回は「バイトをしてたら役者は売れない?」について、私なりにまとめてみました。

もちろんこれが正解!ということは無いですが、少しでも参考になれば幸いです(^^)

夢もお金もどっちも大切!

長く芝居を続けるための方法として、参考になったらと思います。

 


それでもバイトはしたくない!

そういった方は、こちらの記事で「バイト以外に収入を得る方法」をまとめているので良かったら読んでみて下さい(^-^)

 icon-comments バイト以外で収入を得る方法はこちら

 

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最後まで読んでいただき
ありがとうございます

これからも役者に役立つ情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします

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